第一回伴奏合わせ

伴奏合わせ

 


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今日は発表会に向けての第一回伴奏合わせでした。長年伴奏してくださっている先生がどうしても今回はご都合がつかず、その先生にご紹介いただきまして新しい先生と伴奏合わせです。ヨーロッパで勉強なさったそうで、とても素敵なピアニストさんでした。ありがとうございました。うちのピアノを見て「これ、ベヒシュタインじゃないですか!ヨーロッパのピアノなんて!」って喜んでくださいました。「もうこれはアプライトじゃないですね!」とも。私は根っからの日本人なので、「いえいえ、そんなことないですよ。」って何を褒められても謙遜してしまうくせがあるんですが、思わず「そうでしょう〜」って言っちゃいました(笑)。グローブ音楽事典にも、すごく感動してくださいました。

一人15分から長くて20分の伴奏合わせなので、ずっと今日は集中して一分たりともムダにしないように集中していました。いつもピアノが入ると、あわあわとなって、一人だと弾けるのになあ。あんなに合奏もしてるのに。と思うことが多かったのですが、メトロノームと必ず練習しておくようにと、言っておいたので、割りとそういうことが少なかったように思います。ピアノが入るだけで舞い上がってしまう大人の生徒さんも、落ち着いて弾いていました。お互いがプロですという二人だと、ちょっとした打ち合わせで大丈夫なんでしょうが、そういうプロ同士じゃない時は、生徒の方に、かなり速さの目盛がきちんとしていないとダメなんだなあと思いました。その指導が、今まではすごく足りていなかったように思います。私が伴奏すると、つい生徒が走ると走らないようにってピアノ演奏を通じて言ってしまうので、甘やかされた状態なんですよね。なので、あえて伴奏合わせの前は無伴奏でやらせて、ちゃんとキープできるかやっていました。ミュージックデーターやメトロノームがなくても、ひとりでテンポキープできるということが、本当のテンポキープなんですよね。そしてテンポキープの先に、ここはもっと畳み掛けるように、ここはリタルダンドして、ここはこの音をタップリとというような欲求が自然に生まれてくるのが正しいんだろうなと。今回も、次回の指導につながるように、感じたことを率直にメモしておこうと思います。

発表会のほぼ一週間前に最後のチェックをして、当日は一人1分程度の音出しをして、会場の響きでどうなるか確認して、本番です。本当は会場をもう一日借りて、そこで伴奏合わせができたら最高にいいんでしょうね。そこは心残りですが、仕方がありません。

次回の合わせの時には、もっと伴奏と一緒にハーモニーを作って、歌い上げるというところまで突っ込んでレッスンできるといいなと思います。生徒の皆さんも、お疲れ様でした。今日はゆっくり休んでくださいね。

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