パノハ弦楽四重奏団 結成45周年記念公演

カテゴリ:リサイタル

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今年度は月曜日夜は回数制の曜日にして、時々演奏会に出かけることに。昨夜はパノハ弦楽四重奏団 結成45周年記念公演に行ってきました。なんとチケット代が3800円だったんです!あんまり安いので、買ったあとにもしかしたらもうお年だからちょっと安いのかな?大丈夫かな?とか、失礼ながら心配したりしました。なにせ、最近は一流アーティストの値段は6000円軽く超えます。実際行ってみて、杞憂でした。本当に失礼でした。そんなことを一瞬でも考えて本当に申し訳なかったです。たぶん、日経新聞が主催でファンケル協賛とのことなので、もしかしたらチケット代が安く出来たのかもしれません。日経さんへの評価がぐっと上がりました。(笑)こういう一流の演奏で、しかも都心のど真ん中で会社帰りに行きやすくて、このお値段の演奏会が頻繁に行われてたら、日本の室内楽の土壌ももっともっと耕されるのではと思います。休憩中にこんなものもいただきました。

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ファンケルのイメージも一晩ですごい上がりました。(笑)それくらい素晴らしいコンサートでした。プログラムは

モーツアルト作曲 弦楽四重奏曲 第17番 K.458「狩り」

ドヴォルザーク作曲  弦楽四重奏曲  作品96「アメリカ」

休憩

スメタナ作曲 弦楽四重奏曲 第1番 ホ短調「わが生涯より」

そしてアンコールはこちら

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一曲目の印象は、「音ちっさ!」でも、死ぬほど透明な音色。でした。チェコの音ってこういう音なんだなということと、そしてチェロの「物の言い方」が素晴らしかったです。下で遠慮がちに刻んでるだけのチェロだったら、カルテットで必要ないですよね。本当に一音一音物を言ってて、もう幸せに。こういうチェロにはなかなか巡り会えないです。

そして2曲めの「アメリカ」私が人生で聴いた一番ステキな「アメリカ」でした。そしてですね。ドヴォルザークに変わった途端に、音がぜんぜん変わったんです!もうびっくり。そりゃそうですよね。作品ごとに音変わりますよね。もう本気出してきたねって感じです。で、きっと何百回って演奏してるんでしょうが、全然ご本人たちがマンネリ感がなくて、すごい緊張しあってて素晴らしかったです。45年もずっと一緒にやってきたメンバーで分かり合ってるんでしょうが、なんか掛け合いはずっといい意味でドキドキしながら聴きました。ビオラのソロ素晴らしかったです。涙出ました。セカンドとビオラの音があれ?って思うくらい似てて、ビオラの小さいのを弾いてるって感じ。豊かな音色でした。第一バイオリンももちろん高音で綺麗なんですが、やっぱり音質が揃ってるんですよね。本当に、音が素晴らしかったです。

3曲めの難曲も安定の演奏でした。やっぱりチェコのサウンドです。技術的に演奏が難しすぎるので初演が遅れたらしいですが、難なく演奏してました。スメタナの人生が自伝的に描かれてる作品ですが、最後の難聴が始まって絶望で終わるピチカートとか鳥肌モノでした。

そしてアンコールにモーツアルトに戻ってくるのですが、ああ、やっぱりモーツアルトだからこの音なんだという確信が。

一緒に行った夫が「今日は一度もおしりが痛いから早く帰りたいなとか、邪念が入らなかった。しかもまったく眠くならなくて、ドキドキしっぱなしだった」と喜んでいました。私が選びましたよ、この演奏会。もうこの演奏会を選んだ自分を褒めたいですね。なんで今まで聴きに行かなかったんだろう。浜離宮で2日水曜日にも演奏会やるそうです。この時はシューベルトも弾いてくれるそうです。シューベルトはどんな音で弾くんだろう。すごく聴きに行きたいですが、休めません。(涙)でも、アメリカが聴けたし最高だった。で、買ってきたCDでアメリカ聴いてるけど、やっぱり生の音とちがう・・ってちょっとしょんぼりしてる私です。いいオーディオ買えば再現できるのかな。また来年来るかな。


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