第29回 ホームコンサート レポート

シドニーの美術館にて
◯お待たせいたしました
時間が経ってしまいましたが、7月20日 第29回 ホームコンサート開催いたしました。初のピアノ科単独開催。そして、午後からはいつもの辻クラスの開催2クラス分でした。
常連の皆様、そして、初めて勇気を振り絞ってご参加くださった皆様、ありがとうございました。私から直接誘われても、きっと断りにくかったりすると思うので、とりあえずメールで募集をかけることしかしません。新しい方もきっと少しずつ距離を縮めたいと思っていらっしゃると思います。いきなり、大きな発表会からスタートするより、ワンクッションあっていいかなとおもいますし、少し顔見知りのお友だちが増えると、行事への参加も楽しくなってくると思います。
また秋に開催するので、常連の皆様も、新しい方のご出演も、心よりお待ちしています。
こんなプログラムでした。この日のために、譜読みをはじめた生徒さんもいれば、普段のレッスンで仕上げたものから、まとめとして演奏される方も。色んな場所として、使っていただけたらと思います。
「ホームコンサート」という名前は、普通に家でも、おばあちゃんが遊びに来たら、歓迎の気持ちで一曲弾きますとか、お客様が来たので、おもてなしで弾きますとか、家族がいるときに、音楽会を開いてみますとか、日常に音楽があったら素敵だろうなと。
そのときに、なにかレパートリーがあればいいですし、普段から人前で弾く機会があれば、普通のこととしてサクッとできるかなと思って、そんな家で普通に弾く練習、感覚があればいいなと思って、名前をつけています。
大人の人たちにとっては、「本番の上書き」というのが、とても大事な意味があります。本番で、人間なのでミスをしますが、そのときに、聴いてる人は自分のどんなところを聴いてくれたんだろうと、感想カードをもらうことで、失敗だけしてたわけじゃないんだと、上書きされるそうです。何度も何度も上書きされて、だんだん本番が楽しめるようになるかなと思っていますし、実際楽しめるようになってきた、大人の生徒さんもたくさんいらっしゃいます。
上書きされないで、「あそこが・・・」「足が震えた・・」というところが、何度も頭の中で繰り返されると、その記憶が定着されてしまうとか。必ず、上書きされることが大事なんだと思います。
◯楽しい懇親会もついてきます
懇親会を開催するにあたって、私が気をつけていることは、これがどんな意味を持っているのかを、きちんと自分でも確認しないとと思っています。
「頑張ったらケーキあげるね」という声かけと、「頑張ったあとに、みんなで楽しくケーキを食べよう」という声かけは、似ているようで、実は意味が異なります。
ケーキがないとヴァイオリンを弾けないという状況を、最初から発することで「ヴァイオリンはケーキを食べるよりは、楽しくないこと」というメッセージが隠れています。もうこれは、私の敗北なので、自分でも気をつけようと思っています。笑) ご褒美的発言は、あったとしても3歳、4歳さんまでの声かけでしょうか。
後者だと、「みんなで楽しく振り返って楽しい時間を過ごそうね」というメッセージが隠れていて、活動そのものや仲間との達成感を大切にする考え方につながります。
お母様たちも、「みんな、仲間だからね」「応援しようね」とおっしゃってくださっていて、子どもにちゃんとこのことが伝わっているのではと思います。
なので、同じことをするにしても、私をはじめ大人が、「行事をどう捉えているか」ということがとても大事で、そのメッセージを、私もきちんと発信しないとなと思っています。子どもたちが、「ヴァイオリンって楽しい」と感じられるような言葉がけを、これからも大切にしていきたいと思います。
閑話休題、今回も、子どもの部も大人の部も、大盛り上がりでした。お母さんたちで、円陣組んで、色々話ができたのも嬉しかったです。何歳までレッスンを見学しようかとか、付き添いしようかとか、私の旅行の話を聞いてくださったり。レッスンはこんななんですよとか、お互いのお子さんのレッスンの様子を、伝え合ったり。私は保護者の皆さんに、本当に恵まれていて、とても楽しく過ごしています!
夜の部は、若干私が暑さにやられて、ワインが2杯しか飲めなかったのが、悔やまれます!涼しいシドニーにいたので、暑さに身体が適応できず、軽いめまいが始まったりして・・・。水分不足だったんですねきっと。次回こそは!笑)
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