長続きする生徒さんに教えていること〜ソルフェージュはなぜ学ぶ?〜

 

○長続きする教室

ホリデーシーズンって感じの飾り付けが多くなってきましたね。わくわくする季節です。

先日、ホームコンサートのときに、8年ぶりに戻ってきたら、知ってる生徒さんがまだたくさんいらして、嬉しかったというお話をしてくださった大人の生徒さんがいらして、こちらこそとても嬉しかったです。

そういえば、この生徒さん新人さんだよねって思ってたら、お月謝袋更新したら4枚めだったとか、ずっと新人だと思ってたら6年経ってた。とかそんなことがしょっちゅうあります。

4,5年は古株とは言われない我が教室。10年超えなんてざらなので、そのくらいだとまだ新人の部類なんです。笑)

こう書くと、そんな上手にするのに時間がかかる教室なの?と思われてしまうかもしれません。なので、なんで長続きするのかな?ということを、考察してみたのでアウトプットしてみたいと思います。

○本当に音楽が楽しめるようにしてあげたい

教育って、今すぐに効果が出ることと、10年後に効果が出ることとあると思うのですが、本当に良い教育というのは、その両方を兼ね備えていて、バランスよくカリキュラムを組んで行くことが大事だと思っています。

すぐに効果が出ること。仮に短期目標としましょう。

例えば、いい音で、なにか楽しい曲が弾けるようにする。とか。指の番号は何番で、この弦のこのあたりを押さえると、たぶん合ってる音が出る。もっと効果をすぐに出したければ、印をつければいいと思います。

 

ずっと先に効果が出ること。仮に長期目標としましょう。

例えば。この楽譜には書いてある音符は何という音で、階名でいうと何で、その音が自分の中に鳴り響いている。いい音と言っても色々あるけど、今出したいのは、こんな感じの、あのバイオリニストのあんな感じの音だ。とか。調性はここで転調する、ここは終止形だから、フレーズを切らないと。腕の関節をきれいに全て使って、まっすぐの弓で、無駄のない力加減で、完璧なボウイングを目指して音を出す。テンポキープするとこの感じだけど、ここは畳み掛けるように弾きたいから、少しテンポアップしていこうかな。

みたいなことまでできるようになるには、かなり、時間をかけて勉強していくことになります。

短期目標ももちろん大事です。何年経っても、ずっとオープン弦だけで、美しい音が出るまで、何年も何年も練習する。とか、そういうことは非現実的ですし、楽しいというより、修行の日々かもしれません。もちろん、ちょっとずつ変わっていく自分の音色の変化が楽しい。とか、そういう楽しみ方もあるかもしれませんが・・・。

で、最初の数ヶ月とか数年は、わあ、憧れのあの曲が弾けた。うれし〜。という楽しさがあります。短期目標だけで、なるべく短期間でそこに到達するのは、可能です。要領よく教えていけば、できます。以前、自分の結婚式に、この曲だけ弾けるようにしてください。って言われて、やったこともあります。

で、その後の楽しさはというと、憧れのあの曲弾けたけど、もっと素敵に弾きたい!いい音で、意味も深く知ってから自分なりに咀嚼して、表現して弾きたい。

その欲求にたどり着くと、「長く続けないと・・・。到底そこにはたどり着かないな。」ということになるんだと思います。なので、長く続いている生徒さんたちは、みんなこの欲求を知ってしまった人たちということになります。

○ソルフェージュの大切さを再確認しています

この長期目標を達成するには、どうしたらいいのかな?と長年思っているのですが、いくら長期と言っても、なるべく要領よく、早く達成したほうがいいですよね。

最近、結局はここだなと思っていることが、「自分の中に音楽が鳴り響いているか。」

これ、生徒さんの脳内に入っていけないので、わかりにくいんですが、鳴り響き出した途端に、いろんなことがうまく行き始めるんですね。音程然り、リズム然り、アンサンブル然り、表現力然り。

普段から、ソルフェージュのレッスンやっています。と言っても、それが微妙に、今やっているバイオリンと結びつくまで、少しタイムラグがあります。なので、そこを結びつけるために、レッスンの最中に、この前やったあのリズムですよねとか、階名唱やりましたよね。あの方式で歌ってみればいいんですよとか。教える側も、気を配ってレッスンしないといけないなと思います。

ヘレン・ケラーが最初に習得した言葉は「水」だったそうですが、脳内に音が鳴り響いて、「そうだこう弾きたかったんだ。」と結びついたときの生徒さんの喜びは、きっと、ヘレン・ケラーが、ものにはすべて名前があるとわかった瞬間に、似てるんじゃないかと思います。

テンポキープには、ピアノランドの「1から10」を使わせてもらっています。音程習得には、『正しいドレミの歌い方』アルテスパブリッシングを参考にしています。

初期の段階から、少しずつでいいのでソルフェージュ教育は必要だと思います。すごくバイオリンが上手で、難曲も弾きこなす方が、ピアノのないところで練習ができないという方が以前いらっしゃいました。ピアノがないと、全く音が想像できないそうです。

鳴海史生氏と大島俊樹氏共著の上記の著書は、楽器を使わないということになっているのですが、それもバイオリン習得のためのソルフェージュには、有効だなと思いました。

そして、楽譜がイメージできることに加えて、曲の時代背景とか、その当時の演奏スタイルとか、国別のスタイルとか。そんなところにまで、踏み込めたら最高に素晴らしいと思います。私もできる限り勉強して、お伝えできるように奮闘しています。

そこにたどり着くまでに、少し時間はかかりますが、そういう喜びを与えられたらいいなと思ってレッスンしています。

 

 

 

 

 

 

 

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