第9回オンラインレクチャー レポート

 

 

 

今回なんとはじめて、ピートくんがレクチャーを聴きにきました!

今年最初の行事です

第9回 オンラインレクチャー 開催しました

今年も楽しみながら、いろんな行事を企画していきたいと思っています。

まずは合宿がないので、今年最初はこのオンラインレクチャーです。一年くらい前が遠い昔のようですが、いつも合宿から始まっていたお教室行事、もう気楽に行けなくなりましたね。でも、絶対に絶対に復活させますからね。先生の厳しいご指導が楽しみですね。

今日のレクチャーは、「オーケストラの成立と発展」ということで、26ページに渡るレジュメが送られてまいりました。講師はいつもの阿部千春先生です。ドイツはケルンからのレクチャーです。

オーケストラという名前の由来とか、オペラとどのような関わりがあったかとか、ギリシャの自由七科から始まって、広い意味でガムランや古代中国のオーケストラまで話が及び、先生の知識の広さや、調べる力に毎度ながら、感服いたしました。

 

昔のオーケストラはどんな配置だったのか?

気になりますよね。そもそも、昔の劇場の音響はどうだったんでしょうね。

まだ、動画を観てない方もいらっしゃるので、ここではネタバレしないように気をつけますが、ええ?本当に?という配置がでてきます。そしてその理由も。理由は質疑応答のところで、出てきますので、よかったら質疑応答のところまで、観てくださいね。

 

個人的におもしろかったところ

よく音楽家の伝記に、宮廷楽長とか楽師長とか出てきますが、それがどんな役割だったかも、レクチャーの中に出てきます。へええ、何人もリーダーがいたんだなとか。

個人的には、バッハのマタイ受難をメンデルスゾーンによって復活上演されましたが、それが私的なサークル活動から始まった団体が演奏した というところが、新鮮な驚きでした。

音楽史を学んで いかがですか?

このコロナ禍で、まさかのZOOMで音楽史を勉強するという企画。道具を駆使して、音楽史を9回学んで来ましたが、いかがですか?先人から学ぶことが、ありましたか?

その時、その時代で、人類が今現在必要なものって、変化していくんだなということと、やっぱり変化しないんだなということがあって、面白いなと思います。

変化するものは、お抱えの音楽家を雇っていたけど、その人達を雇うより、旅芸人を雇ったほうが安く上がるよねということになって、変化していくとか。でも、音楽が必要なことには絶対に変わりがなくて、いつも音楽を求め続けている人類とか。

古の人の葛藤が、今の人類とそれほど大差なくて、本当に感動しますし、いやいや、頭を柔軟に何ができるか楽しく考えないとなと思ったりします。

ちょうど、教室の忘年会でよく使っていた近所のワインバーさんが、今度はテイクアウトのお店に生まれ変わりましたってLINEが来ていて、「そうそう、これこれ。こういう時代の流れに逆らわない柔軟さが大事よね」と思ったり。学びを、どういう風に人生に活かすかは、自分次第ですね。

 

 

次回は「イギリス音楽」についてのレクチャーです。個人的には、ものすごくものすごく楽しみにしている回です。弦楽オーケストラの発表会で、私の独断と偏見で毎回一切生徒に口出しさせないで、選曲を取り仕切っているのですが、笑)いつもどこかにイギリスの音楽が入ってしまうんです。なんというか、もうこれ無意識なんですよね。イギリスの音楽にこれほど惹かれるなにか秘密が解き明かされるんじゃないかと思って、楽しみにしています。

生徒さん、全員に聴いて欲しいです。全員が難しければ、次回演奏する予定のアダムカースの「2つの音のスケッチ」に乗る予定の生徒は、全員に聴いてほしいです。お申し込みお待ちしていますね。(半ば強制?笑)

今回も、充実したレクチャーをありがとうございました。いつも一緒にご協力をいただいている、蓮見様にも、この場をお借りして、心より御礼申し上げます。

 

 

 

 

 

 

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