第13回 オンラインレクチャー

 

18世紀 後期バロックの音楽 ドイツ

今回も講師はドイツ在住 阿部千春先生にご登壇いただきました。先生がおっしゃっていましたが、ちょうど一年前の今日24日が、第一回のオンラインレクチャーだったそうです。パンデミックがこんなに続くとは、だれも予想しなかったですね。おかげでオンラインレクチャーもこんなに続けることができたのですが。

今回も、後日配信でまだ観ていない生徒さんもいらっしゃるのと、有料セミナーということですので、詳細は控えながら、レポートしていきたいと思います。

今回は、どんな資料を参考にすればいいのかというお話から。ここすごく大事ですよね。もうここは絶対に研究してきた人に教わるのが一番ですし、自分で探していたら時間も労力もたくさんかかります。大学院の修論でも、資料が集められたら半分は論文できたようなものです。資料や楽譜が集められる=研究ができる人じゃないかと思いますし、その資料がどの程度信頼できるかどうかも、教えていただけるとかなり自分の勉強の役に立ちます。先生にたくさんの資料をご紹介いただきました。

ドイツの歴史と音楽様式、作曲家など

28ページのレジュメで約10ページにわたって、ヨーロッパやドイツの歴史に割かれていました。そして以前の回にもでてきた事項、音楽様式やドイツの歴史や地域、またその土地を治めていた人物とともにその時代に活躍した作曲家もご紹介いただきました。

ツイッタで作曲家になりきってツイートしてくれる面白いアマチュアの方がたくさんいらっしゃり、すごい楽しみにフォローしているのですが、ビーバーのbotもあります。その中で、いつもシュメルツァー師匠のことがでてくるのですが、ハインリヒ・ビーバーbot @hif_von_bibe そのシュメルツァーもでてきました。笑)

アマチュアの弦楽合奏団に入っている話をたびたびしていますが、その合奏団はご指導の先生が、阿部先生のご師匠なので、バロックのお話が多く、ああこの作曲家の話でてきたとか、練習したとかという作曲家の名前が出てきて、私の中で知識がつながって面白かったです。

チェスティー、シュメルツァー、カルダーラ、ハッセ(サスマンズハウス3巻に出てきますね)、ビーバー、シュッツ、ピゼンデル、ヴェラチーニ、ヴァイス、ラッスス、ケルル、ステッファリ、ダッラーバコ(これも3巻にでてきます)ステッファニ、アルビノーニ、ブクステフーデ、そして我らがテレマンまで!

まとめ

歴史をひもとくと、その時誰が国を治めていたかということが、文化の向上にかなりかかわっているんだなということが、今回もよく分かる回でした。政治大事ですね。選挙にいかないとだめですね。笑)

そして、同じ地続きの土地でも、演奏するときにその国の音楽の特徴を知らないといけないのねというのことも、だんだんはっきりしてきました。文化を上手に融合したドイツ。

知らないで演奏するって怖いですよね。それは常日頃思っているんですが、前回のレクチャーでも感じましたが、勉強しないといけませんね。

もう13回目ですが、以前のレジュメも是非活用していきたいです。8月には長い夏休みを頂く予定ですが、そのときは、是非この莫大なレジュメをもう一回音楽とともに、見直して、聴き直したいなと思っております。

今回も、阿部千春先生、お手伝いいただきました蓮見岳人様、ありがとうございました。

 

 

 

 

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