合宿レポート 「タンスマン」

カテゴリ:レッスンカルテ, 弦楽合奏, 教室行事

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写真は使い回しですみません。今回まだはじめてまもなくて左手を使い始めたばっかりという生徒さんも参加なさったので、初級の曲の練習も入れてみました。あんまり練習時間ないかもとお知らせしておきましたが、それでもいいということでご参加いただきました。待ち時間が長かったことと思います。その他の方も良い復習になったかな。

初級はタンスマン作曲のピアノ曲を私の先生がアレンジしてくださった「ママのために弾きましょう」という邦題がついている、初心者もセカンドバイオリンで参加できる曲です。

ここで合奏練習は何のためにするのかということを、整理してみたいと思います。自分の練習がどれだけ進んでいるか試す時間でしょうか?ううん。一理あるかもしれないけど、本質じゃないかな。他の人に自分が迷惑かけてないかどうか確認する場所でしょうか?違いますよね。「この曲がどんなアンサンブルの仕組みになっているのか、音で確認する場」そして、「演奏する全員で、この曲をどういう完成形にするのかを確認しあう場」じゃないかと思っていますが、いかがでしょうか?

スコアも持っていて楽譜を見てても、やはり音でこうなってるんだということを、何度も練習してこそ、曲の構造が身についてくると思います。そして指導者の私が、どんな音楽を作ろうとしているかを、身につくまでとにかく伝え続けることが大事なんだなということを再確認しました。なので、弾けないところを私がチェックする場所ではなくて、あくまでも、こことここがこういう風に絡んでるよとか、この音楽はこういう音楽なんだよという共通認識ができるまで、伝え続けたいと思います。私も弦楽合奏を演奏する側として、ずっとスコアを見て演奏するわけではないので、指導者がそういうことを解説してくれるからこそ、ああ、そうなってるのかとわかるわけです。スコア読んで頭でわかってても、身体が反応するまでには、「合奏練習」という時間が必要なんですよね。なので、生徒のみなさん。合奏練習の場を、そういう時間だと思って活用してください。

練習メモ:1 CAVATINE

フランス語ができるご父兄がいらしたので、このタイトルを発音していただきました。なんか、私はフランス語は全然できないんですが、ものすごく好きな言語なんです。独学しようとして何度も挫折してますけど、音としてすごく音楽に近い感じがするんですね。まあ、個人の感想です。で、発音していただいて、やっぱりねというか、このフランス語のように演奏すればいいんだなと思いました。たぶん生徒さんも何か感じたのではと。決して押さえつける感じじゃなくて、ロングトーンは抜けていく感じ。いつも空気がいっぱい入っているような音色です。

フレーズの確認は、すでにしている通りで、ときおりビオラだけチェロだけがフレーズをつなげる箇所があります。コーダの前は切る予定でしたが切らずに進むことに変更されました。22小節目は、ビオラと第1バイオリンが主旋律の交代をします。25小節でまた第1バイオリンに主旋律が戻ります。旋律の重心は予定通りですが、それ以外の音が大きくなってしまわないように練習をしておいてください。

 

2 PETITE MARCHE

これは、共通認識としては「ワクワク感」です。あと曲が進む感じが大事です。マルトレで弾くことなんてめったにないですが、これはマルトレで。19小節で曲調が変わります。太陽が雲にちょっと隠れるような感じを音楽から感じてくださいね。まあ、別に私と同じように感じなくてもいいんですけど。何か自分なりに感じてください。

また話がそれるんですが、どんなに楽曲分析してもらっても、それを感じなければ楽曲分析の意味がありません。感じやすいようにこちらも言葉を探して伝えたいと思いますが、知識を得たことに満足しないで、心をいっぱい開いてくださいね。最近ピアノを習うと頭が良くなるとか、色々巷で噂になってますが、音楽から音楽の宝物を受け取ることが一番の音楽をやる目的だと思うんです。コードききとり術で、うちのピアノ科の先生が口酸っぱく言ってくれてると思うのですが、あの感覚を忘れずに。転調も転調したって知ってても、転調したことの喜びや面白さや色が変わった感じを受け取れなかったら、あんまり意味が無いんだと思います。まあ、こういう話をゆっくりしたかったんですけど・・・。

3  AIR  OBSTINE

この曲は伴奏がずっと同じリズムを執拗に、頑固に繰り返す曲ですね。伴奏系の人は、旋律を歌いながら自分のパートが弾けるようになるまで、ぜひ練習してください。旋律の山が一箇所変わりました。24小節じゃなくて、22小節目の一拍目です。もっと伴奏の仕組みをじっくり説明して上げればよかったと後で思ったのですが、頭にチェロビオラ、2拍目にセカンド3拍目にチェロが発音するというような、ちょうどパズルのピースのような感じで、はまっています。3拍子の1拍目、2拍目、3拍目とそれぞれの役目を表現していけば、旋律の第1バイオリンは気持ちよく歌い込むことができますね。

 

では、次回はスッペについて、練習メモを書いていきます。ちょっとペース落ちるかもですが、出来る限り近々書きたいと思います。

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