レッスン内容ご紹介

1 どの教室を選ぶか

東京にも春が少しずつ近づいています。先週と同じ六義園の梅が、こんなに咲いてて感激しました。ああ、うれしい。北国の人に笑われそうですが、九州産まれなので、本当に寒いの嫌いなんです。すべてのやる気が失われます。笑)

組織や看板じゃなくて、自分にとっていい先生をみつけよう

私が音大を受けるときに、音大出身の父から、「大学の名前じゃなくて、自分の付きたい先生がどの大学にいらっしゃるかで選びなさい。」と言われました。確かに、音大は毎週レッスンがあり、そのレッスンが学業の中心になっているので、つきたい先生がいない大学に行ってもあまり意味がないというか・・・。私はつきたい先生を高校のときにから決めていたので、何がなんでもここに受かるんだと思いながら受験しました。

これからバイオリンを習う、一生の趣味にできるように、もしくは才能があればプロになることも考えているのなら、自分にとっていい先生を探すのが大事なことかと思います。

大手の音楽教室、大学附属の音楽教室、個人の教室、カルチャーセンター、組織はどこであったとしても、自分に必要なことを教えてくれる先生につけるように、教室探しをがんばっていただきたいと思います。

2 ユリカミュージックスクールで習えること

それぞれの教室で、ホームページやブログや入室説明会などなど、きっと発信していらっしゃると思うのですが、私の教室ではどんなことが勉強できるのか、このブログで簡単に説明していけたらと思います。

1正しいフォーム

バイオリンレッスンなので、当たり前ですが、きれいなボウイングと指板にガイドのシールがなくても音程が探せる左手のフォームをお教えします。

ボウイングは駒と平行に、どこをサウンドさせればどんな音が出るのか、小さい子にもわかりやすく教えています。駒と平行に弾くための体の使い方を教えていけば、最初の段階からきれいな音で演奏できます。

左手は、指の型を決めればシールがなくてもある程度いい音程がとれるようになりますよ。

心を尽くして教えても、やはりちょっと目を離したらフォームが崩れたりするのは初心者の頃はありがちなことですので、レッスン時にチェックしています。

フォームが崩れるうちは、弾くことだけに必死になるような、その子にとっての難曲は弾かせないように注意しています。ジムで行う今流行りの筋トレもそうですが、フォームが崩れたらそれは私にとっては重すぎる負荷。身体を壊すだけじゃなく、どこの筋肉にも効いてなくて時間だけが無駄に流れます。筋トレの先生は必ずおもりを軽くして体を正しく使ってるかチェックしてくださるのですが、私のバイオリンのレッスンも、そういう感じで進めています!

2読譜

未だに、体験レッスンでリズムカードなどをやると、バイオリンのレッスンでも楽譜の読み方をやってくださるんですねってびっくりされるのですが、私としては、びっくりされることにびっくりします。笑)言葉を習うのに、ひらがなや、漢字も一緒に習って、読めて、書けて、喋れるようにするのが当たり前ですが、実は音楽でも、読めて、聴けて、演奏できるというのがセットになっています。

意味もわからず、絵本一冊丸暗記しちゃう子もいますが、それはそれで、かわいいね。覚えるくらい好きだったんだねと思いますが、次の絵本が読めるかというと、そんなことはないですよね。その一曲だけ必死に覚えこんで弾いても、長い目で見たときにこの先どうするんでしょうか?一生親御さんが、練習に付き合うんでしょうか?ほっといたら、自然に読めるんでしょうか?確かにそういうお子さんもいるかもしれませんね。でも、さっさと意味を教えてあげたほうが、本人も意味が分かって面白いと思います。

読譜に関連して、聴音も教えます。私が聴音の大切さを痛感したのが、楽譜が全く読めない生徒さんが転校してきたときに、そこ間違えてるよって指摘すると、その子が反抗的な態度になるんですね。絶対に間違えてないって言うので、「ええ?なんでだろう?もしかして、自分が弾いたことを聴いて楽譜に書いたらどうなるか、わからないからじゃないか」と思いたって、リズム聴音を始めたときがあります。その後、少しずつ自分が弾いたことと、楽譜に印刷してあることはちがってるんだって認識できるようになりましたが、まあ、何年も時間がかかりました。音大に行く行かないは別にして、早い段階から聴音を必ずやらせるようにしています。

3アンサンブル経験

アンサンブルって楽しいですよね。みんなと一緒にしかハーモニーが作れない。自分がこのハーモニーの一部で協力してるんだという快感は、本当に素晴らしい経験だと思います。なので、小さい頃からアンサンブルの経験を積ませます。単に、みんなでユニゾンで弾く合奏ではなく、コードを一緒にならすアンサンブルです。カルテットとかピアノトリオとか、大仰に構えなくても、先生がちょっとセカンドパートを弾いてハモらせるなど、そういう小さいことから体験させます。

一緒に弾くには、音符の長さを数えたり、自分の音程と相手の音程のハモリを聴いたり、ただ弾くだけよりも、もっともっとできないといけないことが増えますが、すべてを含めて勉強していきます。

4音楽の作り方

小さいから、汚い音で、何も考えないで、何も感じないで弾けばいいかというと、それは少し違うかなと思っています。汚い音を毎日聴いていると、汚い音に慣れた耳になります。最初が肝心といいますが、音作りはまさに、「最初が肝心」だと思っています。

そして、読譜とともに、少しずつ音楽のつくりや作曲家の話をしながらレッスンをしています。そんなにだいそれたことでなくても、何段目と何段目が同じメロディーだったかな?って一緒に楽譜を眺めながら一緒に考える事から始めます。図形を眺めるみたいに、同じところと違うところをさがしたり、聴いて発見したりするところからです。年齢が進めば、転調や調の判定も教えます。なぜなら、それが音楽の作りを発見するのに役に立つことがあるからです。

言葉を朗読するときと同じ様に、フレーズの語尾はどうするかも一緒に考えます。ここが音楽の醍醐味なのに、そこを体験しないで曲だけ進んで行くのはどうなんだろうと思うので。それに、こことここが一緒って分かったら、もうここは同じなんだし練習しなくてもいいじゃない?とか、ここまできたらあと譜読みが終わるまでもう少しだよって、練習の指針も示せます。

まとめ

私はずっとこういうレッスンをしています。こんな地味なレッスンをする私の教室は世間で受け入れられるのか?と思いつつも、自分の信念でやってきましたが、最近はこいうことが習いたかったという生徒さんも増えてきました。時代が変わってきたんだなとうれしく思います。

土日はいっぱいですが、同じ方針でやっている釜野講師は、日曜日午後でしたらお入りいただけます。こちらもかなり問い合わせいただいています。

平日は私一人でやっていますが、火曜木曜金曜あたりは若干入れます。自分の求めているレッスンだ。一致している!ということでしたら、是非是非お問い合わせお待ちしています。

それから、最近youtubeをはじめました。そこでも、生徒さんたちの日常風景を許可をいただいてアップしています。特別じゃない普段着の風景です。ご参考にどうぞ。ユリカミュージックスクールで検索すると出てきますよ。

 

 

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