バッハ バイオリン協奏曲 イ短調

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バイオリンを勉強してたら、皆さん一度は取り組むこの曲。バッハのバイオリン協奏曲のイ短調です。今日もこの曲レッスンしたんですが、何版使ってますか?

私が中学生の頃勉強したのは、ペータース版でした。MOSERの指使い。

その後、同じペータース版からオイストラフの指使いが出たので、喜んで買い足しました。大好きなオイストラフがどうやって弾いてたか、楽譜代2500円払えば知ることができるなんて 、なんて素敵!

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この2つの違いは、わりとMOSERは指を伸長させることが多いですが、オイストラフはちゃんと次の線へ変わって、無理しないで弾くという感じです。ただし、G線の第4ポジションとか出てきて、ひええ。なんでそんなところで弾くの?ってハイポジションがあります。弾いてみると、確かに温かい音はします。ポジション移動はなるべく近くで動いています。セカンドポジションとサードとか。

そして去年だったか、アカデミアをうろうろしててクイケン版を見つけました!

 

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やっと陽の目を見る日が。さてバロックの大御所はどんな指なんでしょうね!ということで、この楽譜で教えるのを楽しみにしていました。予想通り、ハイポジションにはいきません。E線のCの音も4を伸長させて弾きます。ほぼセカンドポジションか、高音だとサードポジションです。そして開放弦で弾かせるところが本当に多いです。結果的に、かなりボウイングに気を使うことになります。そして、フレーズごとにちゃんとポジション移動をしています。同じフレーズ内はポジションを変わらないで弾いているので、どこでフレーズを分けようと思っているのかも、すごくよくわかります。きっとこう分けるんだろうなとずっと私が思っていたところと、結構マッチしていて弾きやすいし、なんかうれしかったです。そしてこの楽譜には、バッハの自筆譜もおまけで付いてるんですよ!すばらしいですね。

何度かじっくりまた弾いてみて、発見したことがあったらまたFacebookにでも、どんどん書いていこうと思います。楽譜を見比べるの面白いですね!


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