6月はじまりました。

 

◯オンラインレッスンも継続中

6月新体制でスタートきりました。ちょうど一週間経って、オンラインそのまま継続中の人もいれば、実際に対面レッスンに来る人も。皆さん状況は色々なので、自分のペースで選択してください。

先生方も、状況は色々なので、働き方も自分で選んでもらいました。小さい音楽教室なので、こういうところは、小回りがきくといいますか。

辻クラスの場合ですが、それぞれの曜日を昼組夜組に分けて、月曜から土曜日までのこの週は夜組対面、次の日曜日からの週は昼組対面などのように分けて、実際に教室に出向く人は前日までに連絡するというシステムです。対面レッスンの権利を持ってる人のうち、半分以下の人がご希望でした。東京はまだまだ感染者ゼロにはならないので、オンライン続けておいてよかったと思いました。小さい生徒ちゃんたちは、そろそろ限界というところもあるので、対面レッスンも再開したかったのですが、一律にしないという選択にしました。

 

◯オンラインレッスンの様子 小さい生徒さん編

オンラインレッスンは、大人の生徒さんには向いてるけど、子どものレッスンはどうなんだろう?果たして何歳から可能?という疑問もあるかもしれませんが、うちの場合ですが、3歳から挑戦しました。最年少3歳。3歳もしくは4歳は3人いました。そのうち二人は上の兄弟と一緒に受けていて、時間は短めですが、お一人は完全40分レッスン達成。みんな頑張りました!未就学児さん、総勢6人オンライン体験です。日曜日釜野クラスも入れると、総勢9人です。

小さい生徒さんでレッスンが成り立たない生徒さんは、もう少し大きくなってからのレッスンをお願いしていますが、とにかく半年くらいは、ご両親と私とでレッスンが成立するために、一所懸命言い聞かせるところから始まります。

他の教室から転校してきた生徒さんで、なかなかこちらの指示が通らなくて、「今までレッスンはどうしてたの?」っていう生徒さんもたまにいらっしゃるのですが、お聞きしたら、先生が「教育」というより「生徒はお客様」という感じで、全く注意をしない。叱ると本人も嫌な気分になって辞めちゃうかもしれないので、注意しない。親御さんが部屋に入って、せめてもう少し大きくなるまでは脇で色々注意しようとおもっていたけど、部屋が狭くて中に入れなかったという事例もお聞きしました。「嫌いになるより、楽しくね」というご方針かとも思いますが、うちの教室の場合ですが、わがままを通すのと「楽しく」というのは、別のことかと思っています。

うちのちびっこたちは、まずレッスンが成立しないということはないので、(すべてはお母様方の努力の賜物です)皆さん、本当に真剣に子育てしていらして「一度始めた習い事は、簡単に子供のワガママでやめさせません」とか、「教室の玄関を出た瞬間に、毎回レッスンでの態度を諭しながら帰る」とか、そういう並々ならぬご努力を聞いています。大きくなったら、全てが笑い話になるのですが、本当にありがたいです。(もちろん、色々な障がいがあって、親御さんのしつけでどうにもならないこともある方も、世の中にはいらっしゃるということは、認識しています。)

こういう毎回の積み重ねで、少しずつ少しずつ先生の話が聞けるようになっていき、それとともに練習も進んでいき、上手になって楽しくなっていくという感じです。

今回のオンラインレッスンがうまくいったのも、こういう周りの助けがあってこそ。オンラインだと、先生に叱られても遠すぎて・・・。笑)いつもの100倍くらい怖い顔しないと、通じなかったと思います。

ひとつ「あああ、普段のレッスンでやっておけばよかった」と思うことは、お家の方に、調弦の仕方をもっとしっかり教えておけばよかったということです。小学生以上は全員自分で調弦できるのですが、未就学の生徒さんは、「先生に、2つのお手々で、お願いしますってもっていらっしゃい。」としつけるところから、始まります。全部私がやってしまっていたので、たまに3分くらいでもいいので時間を作って、「調弦」を親御さんに教えておけばよかったです。こんなにずっと会えない日々がくるとは想像もしなかったので。

家での練習補助の仕方は、最初に教えるのでここはバッチリでした!私と全然会わないのに、この自粛生活中に最初の一曲「きいてきいて」が弾けるようになった生徒さんもいました。お母様ありがとうって感じです。

◯オンラインレッスン 大人の生徒さんたち

大人の生徒さんたちは、ほぼ普段と同じレッスンができたと思います。まあ、実際に触れることはできないので、フォームを治すのに多少時間がかかるということはありますし、合奏をするのも、データのやり取りなんかをする時間もあるので進みが悪いこともありますが、送れるデータは、予め送っておいたりしました。

普段から、どんなふうに弾きたいか相談しながら進めていくことが多いので、会話するのに強いのが「ZOOM」なので、そこは大変ありがたかったです。

皆さん機械に強いですし!本当に皆さんには助けてもらいました。きっと皆さん会社でも優秀、有能でいらっしゃるんだろうなと想像しますが、子どもの生徒さんの保護者の方にも、大人の生徒さんにも、お世話になりました。

これを機会に楽典の知識や、ソルフェージュのレッスンを強化した生徒さんもいて、今だからできることを、それぞれの人に考えながらやってみました。

弦楽器って共鳴してるかどうかで、音程を決めるところもあるので、さすがに共鳴音まではきこえないだろうなと思っていたのですが、最近はなんとなく聞こえてくるようになりました。強弱の感じも最初のうちはよくわからないところもありましたが、生徒がつけようとしている強弱の感じもわかるように。実際に来てもらったときに、最終チェックですね。

今思えば、休講にして生徒さんたちにお月謝返金して、持続化給付金などなにか補助していただけたかもと思うのですが、私はレッスンの継続を選択して、結果的にはよかったなと思っています。それぞれの教室で、それぞれに事情も違うので、皆さんこれが最良だと思うことを選択されたんだと思うのですが、うちはこれで良かったと思っています。平等に10万円の給付金もいただけるようですし、これでリモートレッスンに備えて出費した分は補えます。余ったお金は、どこかに寄付をしようと思います。

まだまだ第2波への備えを怠らず、今できることに集中して、もう一回非常事態宣言が発令されてもますます大丈夫な教室へと、バージョンアップしておきたいと思います。

 

 

 

 

 

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