ロンドン交響楽団 サイモン・ラトル指揮行ってきました

NHK音楽祭、今年も行ってきました。パーヴォヤルヴィー指揮のカルミナ・ブラーナとだいぶ悩みましたが、こちらへ!プログラムはこんな感じです。

ラヴェル作曲「マ・メール・ロワ」

シマノフスキ作曲「バイオリン協奏曲1番」

ヤナーチェク作曲「シンフォニエッタ」

バイオリン独奏は、ジェニーヌヤンセンです!

席は3階ど真ん中で、とっても楽しめました。学生の頃よく行った三階席です。って今でも3階席しか行けないんですけど。笑)N響定期の学生券、当時1000円でしたよ。もしかしたら、音大卒業したら仕事がなくて九州に帰るかもしれないと思っていたので、一生懸命コンサートに通っていました。今じゃ、デジタル・コンサートホールとかあるし、ベルリン・フィルの演奏だって、家に居ながらにして聴けます。

ある時期までずっとサイモン・ラトルはフランスの出身だと思っていたんですが、サイモンさんって言ってるんだから、フランスの方じゃないですよね。なんか、雰囲気がフランスっぽいって勝手に思ってただけです。すみません。イギリスの方です。ロンドン交響楽団とイギリスっぽい音を生で聴くとどんななんだろうという好奇心で、チケット取りました。

もちろん、オランダ出身のジャニーヌ・ヤンセンは大好きで何度か聴きに行っているヴァイオリニスト。シマノフスキみたいな近現代もとても上手です。もうこの人の演奏会に行っていれば間違いなく楽しめるなというのが、ファンとしての感想です。心と音が一体になってる感じが好きなんです。安心して聴けるし。

そしてイギリスのサウンドは、もう私のつぼでちょっと体調が悪かったのですが、音が出ている間だけめっちゃ元気になりました。オペラグラスも持参して、隅から隅まで拡大して観て、聴きました。実は私のヴィオラもイギリスの楽器です。夫の楽器は国籍不明ですが、古くて優しい音がします。私のイギリスの楽器は、古くて渋くてプラスなんというかもう少しパワーがあって、音に静かな自己主張があってとても気に入って使っています。バイオリンの弓も、たぶんもう少しお金が溜まったら、もしくは私のバイオリンが売れたら買おうと思っているのですが、イギリスの古い弓が欲しいなと思っています。どなたか、私のイタリアの楽器要りませんか?笑)

オケを聴いてると、どうしてもヴィオラセクションがどんな音だろうってつい聴いてしまうのですが、ロンドン・フィルのヴィオラのサウンドが、私のヴィオラの音にそっくりな気がして、聴きながら一人でニヤニヤしてしまいました。←ちょっと変な人ですよね。ゲヴァントハウスのヴイオラセクション世界一と思っていましたが、ロンドン・フィルも、これはこれでいい!自分の中で、世界で一番がたくさんあっていいじゃないですか。好きなものが多いほうが、人生楽しいというものです。

NHK音楽祭は、プレトークがあるんです。前回知らないでロビーでワイン飲んだくれてましたが、今年はちゃんと客席に早く着いて聴きました。ヤナーチェクは死ぬまで恋に生きた作曲家ですとか、そういう楽しいお話が聴けます。ヤナーチェクのシンフォニエッタには、トランペットが増量されて8人、ひな壇の一番上で吹くんですが、いやあ素晴らしかったです。トランペットってあんなに柔らかい、艶っぽい音が出るんですね。

昨日ロンドン交響楽団来日公演最終日だったのかな?ツイッターでも、皆さん盛り上がっていました。あ、生徒さんも聴きにきてました。あいさつに来てくださったのに、トイレに行ってて留守でした。体調がよかったら大塚まで連れ出して飲みに行きたかったんですが、残念。もうちょっとスケジュール管理うまくやらないと・・・。

今月は、フライブルクバロック管弦楽団を聴きに行きますよ。この日は体調万全にして行きます!

 

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