Night Live vol.20 に行ってきました!

 

 

ライブ

いつも誘っていただくのですが、土曜日ということでなかなかチャンスがなかったNight Liveに、ついに行ってきました。生徒さんたちのほうが、もう先に行ってらっしゃるという。笑)先生出遅れてる!

若い頃、代々木のNaruとか、江古田のライブハウスで、(もう名前忘れた)生徒さんたちとジャズバイオリンを聴きに歩いてましたが、なんか、懐かしい感じです!今日はジャズではないですが、お酒と美味しいもの食べて、そしてそこに音楽!という感じが、楽しいです。

当時は、なんか葉加瀬太郎みたいなヴァイオリンを教えて下さいとか、グラッペリみたいなヴァイオリンが弾けるようになりたいとか、そういう生徒さんいらっしゃったんですね。最近そう言えばいらっしゃらないですね。練習してグラッペリみたいになれたら、すごいです。即興の体得の仕方もこれから勉強する予定なので、皆さんお楽しみに。バイオリンランドの著者の樹原涼子先生の素敵な即興のテキストも出版予定で、楽しみにしているところです。これ。

この日のライブは、ほぼオリジナル曲で、発表会でお世話になった赤羽拓真さんの曲もありました。すごい、作曲もなさるんですね。

で、この写真は京都の民族楽器店「小泉」で購入したという「チムタ」という楽器です。トングみたいな形しているので、「ミュージカルトング」とも言うそうです。タモリ倶楽部にもこのお店出たらしいです。現地まで行って買い付けるんですって!すごい、すごすぎる。インドの楽器だって、インドまで行ったんだ。小泉のお店の人。世の中色んな仕事があるんだな。なんてワイルド!!という興奮の中、赤羽さんのソロを聴きました。

立派なコンサートホールで、世界中の名だたるアーティストの演奏を聴くのも、もちろん大好きですが、こういう小さいところで、自分たちだけの空間で、音楽を楽しめるのも大好きです。お客様たちが、常連さんなどもいて、まあ皆様温かい。ご一緒されていた、ピアニストの小笠原育美さんのトークもおもしろくて、お客さん参加型のライブで、すごく楽しめました。子ども向けテレビ番組「おかあさんといっしょ」で7年間、伴奏のおねえさんで出演されてたそうです。

お二人でなさっているこのライブは20回目ということで、演奏の方も二人の息もぴったりで、かっこよかったです。ピアノとパーカッションでこんな事もできるんだなあ。発表会でもできるかな。こんなこと・・・。とすぐ仕事モードになる私。笑笑

赤羽さんのこと

赤羽さんと私の出会いは、「教室のあんさんぶるえこーで打楽器を入れたい。」と指揮者の先生に「どなたかお知り合いいないですか?」ってご相談したところ、武蔵野音大からスカウトしてきて下さいました。ポップスもできると思う。ということで、連れていらして、本当に何でも演奏してくださるんです。3年前の発表会では、「ボレロ」もやったのですが、あの例のずっと続くリズムをやっていただきましたし、今回のような「ミッション:インポッシブル」のような映画音楽も、かっこよく演奏してくださいました。即興も途中で入れてもらったり。なんと、自分で楽器も作ったりされるそうです。

ふらっと一年ニューヨークにも行かれて、色んな人とセッションして、ますますと腕を磨かれたことも。ニューヨークにいるときも、帰ってきたら・・・って捕まえておきましたよ!笑)

先日の8月の発表会のときに、二次会までおつきあいくださり、「打楽器はなんで始めたんですか?」って飲みながらお聞きしたら(私酔っぱらい、赤羽さんシラフ)小さい頃に、とにかく叩くものに興味を持っていたそうです。いますよね。何でも叩いて確かめる小さい子。私の甥っ子もそうでした。誕生日に太鼓プレゼントしましたもの私。姉に、ずっと叩いてるからうるさくてしょうがないって怒られましたけど。私が。笑)

赤羽さんのご両親は、音楽が大好きなご家庭だったそうで、「これは打楽器に興味があるのでは?」と、すぐに連れて行かれたところが、ビッグバンドやコンボジャズのコンサート。ここが素晴らしいですね。まず音楽教室とか連れて行くんじゃなくて、本物聴かせましょう。子供だましじゃなくて。というところが、すごいなと思いました。そこで、開花しちゃったんですね。

このエピソードがあまりにも素敵で、ブログに載せていいかって聞いたら快諾していただきました。音楽教室経営してる私が言うのもなんですが、興味を持ったときに、すぐにその楽器の音の鳴らし方を教えるより、まずもっともっとすごいものを本人に聴かせてみるって、とても大事だと思います。

教室に連れていけば、興味をもってくれることもありますが、それはもしかしたら、テキストのかわいい絵かもしれないし、なんとなく先生とお話してるのが楽しいのかもしれないし、レッスンが楽しいからかもしれません。が、まず音楽そのものに興味をもたせている子どもの目の輝きには勝てませんよね。あんな音が出したいとか、音楽かっけ〜〜〜。なにこれすごい。という衝撃は、街の音楽教室の先生の演奏なんかより、一流を聴かせることです。子どもにこそ本物です。もしくは、一万円するチケットが子どもに難しければ、狭い空間で、こういうライブでの、音楽と人との一体感を体験させることじゃないでしょうか。古楽でも、こういうプライベートなコンサートたくさんやっていますし、子どもだったら、パーカッションはワクワクドキドキ楽しいと思いますよ。皆様も是非。音楽を身近に楽しんでくださいね。

何度もブログに登場してますが、コンセルトヘボウの「オーケストラがやって来る」

という映画があるんですが、どれだけメンバーが、音楽が好きなのか、どうやって好きになったのかというドキュメンタリ映画です。オランダのプロ奏者になった人たちも、音楽大好きなんですよね。音楽は苦しい思い出しかない、楽しんでたってプロになれないという考えの人ももちろんいますが、是非プロになるとしても、音楽の楽しみ方を知って欲しいです。さあ、季節の良い秋ですよ。みんなでコンサート行きましょう!

 

 

 

 

 

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