合奏レッスンでバイオリンは上手になる?

お教室を久々一週間お休みして、またまた台湾に行っておりました。Facebookをチェックしてくださってる生徒さんも多く、台湾は人気の海外なので、私も行ったことあります〜って方もちらほら。いつかもう少し大勢で台湾行ってみたいですね。またこの話は別ブログで。

さて、帰国してものすごく新鮮な気持ちでレッスンしています。普段全然休まなくても大丈夫な体質で、趣味が仕事みたいなものなのでとか思っていましたが、休んで、離れてみると気持ちも変わるんだなあと自分でびっくりしています。夏季休暇もずっと発表会関連の事務仕事をしていたので、日本にいるとつい仕事してしまうので、たまに海外逃亡させていただこうと思います。笑)

さて、私が毎回とても大事に思って企画している「合奏発表会」いよいよ譜読みはじめました。きっちりメンバー分けもし、楽譜の準備もできました!

派手に大ホールを借りてやっているのですが、別にこれを教室の売りにしようとか、生徒たちを使って教室宣伝したいと始めたわけではありません。合奏の勉強をすると、全方向からバイオリン技術の勉強ができると思っているので、是非生徒たちに体験してほしかったというのがその理由です。

もちろん、合奏が楽しくて、バイオリンも楽しくなってくれたらうれしいですが、それだけが目的ではありません。

合奏でどんな技術が伸びるのか?

合奏でどんな技術が伸びるのか。どんないいことがあるのか書き出してみます。

1. 読譜の力がつく

とにかく、楽譜の量が半端ありません。そして耳コピだと、指揮者の要求に対応できません。一拍目がこの音で、次の音は2拍目の裏に出て・・ということを、わかってないと、テンポが変わったときについていけませんね。

なので、私はどんな曲も、自分で手でメトロノームを叩きながら、リズム読みをさせて譜読みをさせています。音程も、指をどうしてここにおくのか、どの指を足がかりにおいたのか、きちんと把握させます。

よく、雰囲気で譜読みをしている生徒に多いのですが、途中から弾けない。笑)途中から弾けないと、練習についてこれないですよね。だって、毎回頭から練習するわけにはいきませんから。24小節アウフタクトからなんて言われても、さっと弾けないといけません。雰囲気で譜読みは厳禁です。

まあ、時間もかかりますが、意味がわかってきっちりと譜読みをしたら、出来上がりが全然違います。

2. ハーモニー感覚がつく

合奏で、どこ弾いてるかわからなくなることを「落ちる」というのですが、落ちてもまたどこかで復帰するということが大事です。そのときに頼りになるのが、ハーモニー感覚です。今、ベースの動き終止形来たよね。ってことは、きっと今ここみんな弾いてるんだって、カンを働かせます。ピアノ科豊永先生のソルフェージュのレッスンを受講している生徒たちもいるので、そこできっちりコードの勉強もしています。きっと役立ってるのではと思います。

そして、シールの上に指を乗せて音程をとってては、なかなかハーモニー感覚ができません。みんながこの音をだしてる、じゃあ自分はこの辺だったらハーモニーきれいかな?というこの感覚も、合奏のレッスンをしながら養っていきます。

3. 多彩なボウイングの技術が学べる

合奏の曲には、マルトレ、スピッカート、トレモロなどなどたくさんの技術が出てくる曲が多いです。そして、音のしっぽを作るために、どういう弓の圧力を減らしたり、ふやしたり、スピードの増減など、指揮者の要求に答えていかないといけません。先弓でそっとはいるのか、力強く弾くのか・・。

4. いろんな様式の音楽に触れられる

まだそれほど技術がない時期には、どうしても様式が同じ感じの曲を弾くことが多いのですが、今回も近現代からバロックまで、いろんな時代の曲が揃いました。というか、揃えました。ロマン派はどんな風に弾く?バロックの弓使いはどうする?楽しく勉強しましょう。

5. テンポキープのちからがつく

合奏をする前にも、きっちりとテンポキープの力をつけているつもりでも、集団になると、ええ?こんないい加減な裏拍だった?など発見がたくさんあります。メトロノームのように弾かせるつもりはありませんが、まずはみんなが同じテンポを体感して、そして先生の棒についていかないと、ぐちゃぐちゃな演奏に笑)今回も、あのテンポキープトレーニングやるかな?

6. 音楽の流れを止めない力がつく

2)とも重複しますが、間違えたときに、いつでも弾き直せるのがソロで練習しているときです。でも、合奏だとそういうわけにはいきませんね。バイオリンランドで、データでトレーニングしていますが、それでも、入門者には、流れを止めないで弾けるところから入り直すというのは、至難の業です。でも、がんばりますよ。だって、合奏だから。ひとりだけ、好きなようには弾けないのです。

7. 友達から学べる

これは、生徒どうして注意し合うとか、そういうことではありません。うちは、生徒同士で注意し合うのは、禁止しています。大人の生徒さんも多いですし、先生にお金を払って習いにきているのであって、素人の人に教えてもらいに来ているわけではないと思っている人も多いです。弾けない人をバカにしたりする態度もユリカ先生は絶対に許しません。

ただ一緒に演奏しているだけでも、すごく学べることがあります。学生の頃、違うパートが捕まってると、じいいっと観察して、あの人のボウイングは合理的でいいなとか、あの人は無理があるけど、どこがそうなんだろうとか観察して、自分にも活かしたりしていました。上手な人からも、問題を抱えている人からも、こっそりと学べることがあります。

8. 少し先の未来が見える

自分はいまここだけど、あと数年頑張ったらどんな感じに変貌してるのかな?ってちょっと先の自分が見えるのって、とてもうれしいですよね。モティベーションアップにつながりますよね。

特に小さい生徒さんたちは、お姉さん、お兄さんが、なんか左手震わせてるけどあれは何?とか、ひゅーんて指板の上までいってるけど、あれは何?とか、自分ができないことをやってる姿をみて、いつか頑張ってるとああいうこともできるようになるんだ!って目標ができてとても楽しいと思います。

なので、うちの子なんて、みんなの足を引っ張ってるんじゃないかなんて心配なさらないで、是非積極的に参加してほしいです。

合奏レッスンによるデメリットは?

合奏をやらせると、無理して難しい曲を弾かせて、基礎基本が崩れるというお考えの先生もいらっしゃいますので、他の教室の生徒さんには、必ず先生の許可を頂いてきてもらっています。

弊害があると思われる先生方の気持ちも、とても良くわかります。全く楽譜が読めてないのに、無理して耳で覚えさせて、暗譜するまで弾かせて、次の曲が来たら前やったことは全然活かされずにまた一から叩き込んで・・・。というようなことを繰り返していたら、それは弊害の方が大きいかと思います。

個人レッスンも私が見ているので、合奏での弊害よりも、メリットの方が大きくできるように参加させています。

 

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