第一回伴奏合わせ終了

二日間で使ったテキストの束。時計、付箋、鉛筆、お水、のど飴、メトロノームが常備品。

 

2018年8月11日土曜日祭日の発表会に向けて、伴奏合わせを二日間に渡り開催しました。申し込みと同時に予定を抑えてもらって、この2日と一週間前の土日と時間が取れない人は、チェロと合わせるとか、私と二重奏とか、選曲にも工夫し、2回とも来れる生徒は普通にピアノ伴奏付き独奏曲を選曲。

3年前の伴奏合わせは、3週間前に一回、一週間前に一回という感じで行い、前回は杉並公会堂小ホールだったので、舞台が広いので室内楽で出演したいという生徒も多く、2週間前はカルテットの練習という予定でした。今回は、大人の生徒さんもたくさん独奏にチャレンジしてくださっています。前回19人だったのが、今回は27人独奏。ということで、一日には入りきれなかったので、伴奏の先生にも二日間に渡って時間をとっていただきました。本当にありがとうございました。

じっくり時間が取れるので、私もとても気持ちが楽にできました。年間のレッスン回数を少なくしてもらったので、こうやって行事にじっくり時間がかけられてありがたいです。今回は5週間前と一週間前です。5週前に伴奏と合わせられるまでになってるなんて、教室始まって以来の快挙ですね。皆さん、がんばりました!

他の教室から転校してきた生徒さんが、小さい頃から何度も発表会に出てたけど、こんなに丁寧に伴奏合わせをしてもらったことがないとおっしゃってたことがあり、「へえ、そんなものか。」と思ったのですが、私の性格が大胆にして心配性という不思議な性格で、最低2回はと思ってしまいます。当日はリハないですしね。リハやってると、10数時間ホール取らないといけなくなってしまいます。

さて、私に気持ちの余裕があると、アドバイスも冴えてきます。(自画自賛)緊張でカチカチの生徒たちの気持ちをどうほぐしながら、有意義な数十分にするか。若いときは余裕ないんですよね。「できてたじゃん、レッスンのときは。なんでこの大事な時にひけなくなるの〜〜〜」って、こっちも焦るので、焦りが伝染してもっと生徒は焦るという負のスパイラルです。

まず、外部の先生と合わせる時に一番大事なことは、テンポキープです。ドキドキしている時に弾くと、絶対自分ではそう思ってなくても、すごい勢いで弾きはじめたり、指がもつれて走ったりすると、もうそのままピアノについてきてもらうことになってしまい、ますますひけなくなるの、またまた負のスパイラル。

お家では、しっかりメトロノームと練習しましょう。そして、メトロノームの中に収まりきれないところがあれば、そこはチェックしておいて、この箇所は少したっぷり弾きますとか、ここはリタルダンドします。ここは、少し前に行きますなど、先生にお願いができるようになれば、もう一人前です。

あと、スコアーを読んで、入りのサインが必要なところもチェックしましょう。あとここは自分とぴったりついてきて欲しいというところは、ちらっとピアノに視線を送れるようになったりしたら、もうプロの域ですね。youtubeなどで、伴奏の人にどういう風にサインを送っているのか、一度じっくり観察すると面白いですよ。楽器の渦巻きが指揮棒の様になって動いています。せっかく2回も伴奏合わせがあるので、色々試してみてください。お家では、自分の背中にピアニストが座っているイメージで、背中で指揮をしながら弾いてみてください。

また4週間後に伴奏合わせです。これからやることは、上記のことと、最後に音程のつめをきっちりと。本当に自分がやりたいことは何なのか?どんなことを表現しようと思っているのか。フレーズ感はきっちり出すよとか、明るい音色を追求するとか、ドライブ感を磨くとか、ポイントをしぼって練習してみましょう。

 

 

 

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