第2回リハーサルを行いました。

教会

今日はなんだかすっかり冬に逆戻りの東京ですね。昨日日曜日のレッスン終了後、希望者だけで、またまた発表会のリハーサルを実施しました。先週に引き続き2回め。そして参加者もお二人リハ初参加の生徒さんがいましたが、その他はリピーターでした。一回目より2回めは、皆さん断然落ち着いて弾けていて、ほっと一安心しました。はやり、経験なんですね。どういう風に心を持っていくか、集中していくかということを体験しながら学ぶしかないんだなと思いました。

こうなってくると、ますます私としては欲が出てきてしまいます。皆さん落ちついて事故なく弾けたかどうかというところで、今のところ終わってしまっていて、とても惜しくなってきました。そこまで落ち着いて弾けるようになってきたのですから、さて次は?ということになるわけです。さて次はどうしましょう?

実は今朝から銀座のヤマハで発表会に関するセミナーを受講してきました。まさにタイムリーなお題です。講師はこのブログでもよく登場するバイオリンランドの著者:樹原涼子先生です。こう私がぼんやりともやっと考えていたことを、明確に言葉化されていて感動しました。やはり凡人=私と才能ある方のちがいは、ここですね。明確な言葉化です。結局何のために発表会で演奏するのか?というところにたどり着くわけですね。ここでは答えは書きません。生徒さんおひとりおひとり、何のために発表会に出てこの曲を演奏しようと思っているのか、もう一度是非この機会にじっくり考えてみてください。答えはきっとひとりひとり違っていると思います。

たぶん、その答えを追求しないことには、音楽に集中できないんだなと思います。そういえば、バロックバイオリンや弦楽合奏を教えてくださっている、尊敬する先生も同じお考えでいらっしゃいます。半年に一回、アマチュアの弦楽合奏団ではありますが、区切りとしてお知り合いをお呼びして半年学んだ曲を聴いていただくという「おさらい会」をしています。その時に、まあ、ここは難しいよねというところは、「白状しますがここは難しくてまだ弾けません。」などとお客様に向かっておっしゃたりします。ニコニコ笑いながら。そういう点はあまり気にしていらっしゃらないというか。それよりも、音楽がうまくつながらないとか、人の音を聴いていないとか、音楽がもっさり進んでいかないとか、音楽の本質に触れるところでは、絶対に妥協なさいません。そういう点は本番の朝の練習まで、ガンガン叱られます。プレッシャーかけないようにその日の練習は優しくなってくださったりしません、(笑)それが、音楽に対するあるべき姿なんだなと思います。

何のために発表会でその曲を演奏するんでしょうか。これが今週の宿題です。そして、その宿題の答えができたら、第3回のリハーサルに挑戦してみましょう。また企画しますので、ご参加お待ちしています。27日日曜日の午後7時10分集合です。お申し込みはメールにて。

 

 

 

 

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