室内楽レッスンとワークショップ11月度

 

室内楽レッスン始まりました

来年9月の室内楽発表会に向けて、生徒同士で出演するグループの練習が始まりました。8組できました。その他の生徒さんたちは、自分以外は講師演奏というカルテットや、二重奏や、データーとバイオリンランドを発表のような形になります。ピアノ科生徒さんたちは、ソロやピアノトリオや弦楽器と二重奏などです。

生徒同士の練習だけ、こんなに毎月念入りにするのは、継続的に勉強できるので、一緒に音楽を作ったり、自分の気が付かなかった癖を発見できたり勉強になります。先生とやると、先生が合わせてくれちゃいますからね。何より仲間ができた感じで楽しいんじゃないかと思います。

これと並行して、生まれてはじめて室内楽をやる初心者の生徒さん向けの「ファーストステップ講座」も3回シリーズで実施。12月に最終回を迎えます。こちらは、特に発表する機会はなく、室内楽のトレーニングをしました。リズムを合わせる。ハーモニーを合わせる。誰かと一緒に一つのメロディーをつなぎ合わせていく。英会話と一緒で、とにかく身体で反応できるようになるに、たくさん合わせていくことが大事です。

第一回目のレッスン

第一回目は、この曲をやるために集まったというグループは練習を始め、他のグループは、基礎練習を取り入れたりた後、それぞれどんな曲をやりたいかを言ってもらい、私がその場でこういう曲は?と提案して、一ヶ月間練習してくることになりました。

それぞれ、ハイドンやモーツアルトのような古典派がやりたい。とか、ものすごく悲しいメロディーが弾きたいとか、自分が余裕を持って弾ける曲がやりたいなどなど、自分の希望を言ってくださって写真のような曲を選びました。時間があるときに、こういうの生徒にはいいんじゃないかなというカルテット集などを、何年もかけて集めてあるので、サクッと出てきましたよ!せっかくの蔵書をこれから生かしていけたらいいな。

一ヶ月練習してきて、12月にレッスンをして、またそのときに次の曲を選んでみます。いくつかレッスンをしてそのグループにとても相性がいい曲を一曲選んで、9月に発表する段取りです。

すでに曲が決まったグループは、ひたすらその曲を追求します!

それぞれのグループで、レッスンのポイントが違っていて、自分でも面白かったです。

あるグループは、ひたすらテンポキープが課題ですし、あるグループは、違う楽器同士で合わせてみると、音の立ち上がりが少しずつ違っていて、ほんのちょっと合わないとか。その場合は、それぞれの楽器を交換して弾いてみたりしました。

どこを弾いてるかわからなくなるというお悩みには、ひたすらコードを聴く練習をしたり、コードの感じで自分が違う所を弾いてることが分かってくる話をしたり、古典派のボウイングをひたすら簡単な古典派の曲を弾いて説明したり・・・。

同じ人間が教えていても、教える相手や曲が変わるとレッスンが変わってきますね。このライブ感は大事にしながら、でもしっかりレッスン内容も計画して臨みたいと思います!

受講生の皆さんの感想は、「あっという間にレッスンが終わって、もっと長くレッスン時間を予約すればよかった」とか、「すごく面白かった。」「カルテットのCDをたくさん聴いて勉強します!」などなど、皆さんそれぞれ嬉しい反応をしてくださっていました。

一番嬉しかった感想は「ヴァイオリンってこういう楽しみ方があるんですね」って言ってくださった生徒さんの一言です。これからも、皆さんの人生の「真剣な遊び」のお手伝いをしたい!と再確認しました。人間のことを「ホモ・ルーデンス」といいますけど、この言葉は、「遊ぶ人」っていう意味だそうですよ。人間が人間らしくいられる時間が、こういう遊びの時間なんでしょうね。

皆さん、12月も楽しく遊びましょう!

 

 

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