調弦強化月間中

チューナー

 

 


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もうすぐ合奏の練習が始まります。弦楽器を趣味で選んだ以上合奏能力は、必須だと思っています。もちろんプロなんてもっとそうですよね。アンサンブルできないなんて、仕事がありません。ソリストとして生きていく人だって、オケとアンサンブルしたりピアノとアンサンブルしたり。

さて、どんなことでも、実践的な場があるといろいろ頑張れるんじゃないかと思っているので、この合奏のワークショップをいい機会に調弦も勉強させています。「合奏の時にみんなで調弦するんだけど、その練習しようね。先生は忙しくてみんなの分できないからね。」という感じで動機づけすると、まあ、真剣にやりますよね。必要に迫られてますし。

チューナー使って調弦するなんて信じられないとお叱りを受けることもあるそうですが、とりあえず正しい音程関係を覚えるまでは、使わせています。だってわからないものはわからないですし。使う段階として、

段階その1)針を見ながら、一本ずつ弦を合わせる。そのあとに、重音を弾いて、重音だとこういう風に聞こえるということを確認。

段階その2)A線だけチューナーを見て合わせる。そのあと重音で自分で合わせる。それも一本ずつチューナーを時々見て合わせる。

段階その3)チューナーが出すAの音を聞いて合わせる。そのあと、チューナーは見ないで重音で普通に合わせていく。最後にチューナーで確認する。

調弦が上手になると、楽器の扱いもうまくなるように思います。ペグが回らない時は自分で回るように手入れしてみたり、ペグの位置がいいところで止まるように工夫してみたり、それなりにこだわるようになりますし、自分の責任で楽器を整えておく意識ができるし、この完全5度の響きがわかるようになると、自然に普通に曲を弾くときの音程も意識が変わるように思います。さらっと書いてますけど、まあ、最初は時間がかかります。レッスン時間の半分がチューニングの時間になってることもありますが、チューニングできないと、バイオリン弾けません。「いつか」「自然に」できるようにははならないんですよね。

チューナーは写真のものを生徒さんたちは、使っています。定価は一万くらいするですけど、アマゾンで5000円くらいで売ってるんですね。すごい。いい時代です。ピタゴラスからミントーンからヴァロッティから、色んな音程がわかります。すごいチューナーです。もちろん、ピッチも変わるのでバロックバイオリンのチューナーとしても活躍できます。415Hzにささっとボタンを押していけば変わります。

皆さん合奏練習まで、調弦がビシッと美しくできるようになるといいですね。

 


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