文教大学室内合奏団定期演奏会行きました

 

皆様、クリスマスイブ いかがお過ごしですか?東京は夜から雨予報でしたが、今のところまだ大丈夫です。久しぶりに24日にお休みして、外出しましたが、いやまあすごいですね。どこも人だらけ。そして、デパ地下はチキンとケーキを買う人の行列。

さて、午前中レッスンをして午後はこちらの演奏会に行ってきました。来年の年明け合宿が2月にできたので、この年末はスケジュールが調整しやすく、普段できなかったことをいろいろやっています。先生が長年おしえていらっしゃる弦楽合奏団です。もう是非一度勉強のために聴かせていただきたかったのですが、なかなか叶わず。今年やっと行けました。

曲は、

ハインリヒ・イザークの「ナタリースドミニ」

ゲオルク・フィリップ・テレマンの「ドン・キホーテ組曲」「オルフェウス」

(ソプラノ 本郷詩織さん東京音大の大学院を修了なさった歌い手さん)

ヨハン・アーブラハム・シュミーラー「舞踏組曲ツォディアクムスジクス第3番」

ミシェル・リシャール・ラランド「クリスマスシンフォニー」

アレクサンドル・タンスマン「ヌースジュオフポーママン」

教育学部音楽専攻の学生さんたちが、ご指導の菊地先生の講義で弦楽器に触れ、同好会を作って、それが部活動として発展したそうです。プログラムメンバーを見たら、音楽専攻以外の学生さんたちがほとんどでした。みんな大学に入って始められたのでしょうか?

昨年阿部千春さんのビーバーのロザリオのソナタのコンサートにも、こちらの学生さんがたくさん来てくださって、こういう古い曲に興味のある学生さんが多いんだなと思っていましたが、プログラムも本格的なバロックが多く、こんな若いときからこういう曲ができていいですね。しかも、部活動なんて。

教室の生徒も何人か聴きに来ていました。プロの演奏をお金を払って聴くのも、それはそれでとても楽しいですが、こういうアマチュアの演奏会もすごく楽しいんですよね。などと語り合いながら、楽しく鑑賞。ひとりの生徒さんは、感動で涙が出たそうです。クラシック聴いて初めての感動だそう。

アマチュアとはいえ、みんなきれいな無理のない奏法で、きれいな音で弾いていてさすがという感じでした。フレーズもしっかり統一されてて、音のしっぽの処理もすごくきれいだし、棒といっしょにブレスをして入る感じも、全員に徹底されていて普段どれだけ丁寧にご指導されてるか、とても良くわかる演奏でした。

ソプラノも大きな会場なのに、隅々まで通るきれいな声で、こちらも無理なく、聴いててもチカラが一緒に入らない、とても自然な声で堪能しました。バロックの歌っていいですね。本当は、テレマンがうちの教室でもできたらいいな。できそうか聴きに行ってみようと思ったのですが、あまりに素晴らしすぎて、うちの生徒たちにはちょっと難しすぎるかな。あのきれいな声で、こういう曲はどうでしょうか。ダウランドの「カムアゲイン」とか。ひとりで妄想しましたよまた。(笑)何年後でもいいので、うちでもバロックのアリアを何かやってみたいです。

コントラバスが5本もあって、チェロもすごく上手でした!弦楽を聴きに行くと、ブザーみたいな低弦にゲンナリすることが多いのですが、なんにも考えないで伸ばすのやめて〜〜〜って。(笑)そんなところが全然なくて、素敵な低弦でした。やっぱり弦楽合奏は低弦大事ですね。うちもコンバスせめて2本にしようかな。

うちの教室でやったことがるタンスマンの曲も、改めて通して聴いてみて、まとめてやってみるの大事だなと。この前は前半3曲だけやったので、次回は全曲やってみたいです。一曲一曲、テンポやキャラクターがメリハリが効いてて、色々勉強させていただきました。

大音量でぶらぼ〜って叫ばれる演奏会もそれはそれでいいけど、こういう静かだけど、隅々まで音楽してる演奏会がもっと増えればいいのになと思います。そういう音楽を聴きたいって思ってる人多いんじゃないでしょうか。

楽しかったな。おかげで素敵なクリスマスイブになりました。皆様、どうぞ良いクリスマスを。

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