エチュード代わりに使っています

 

 

1)合奏発表会進捗状況

発表会も近づいてきました。ぼんやりと大雑把に譜読みをしたところから、最後に残された、自分のできないところと格闘している日々です。

トップの皆さんは、相手のパートを暗譜したり、スコアを見て研究したり。もちろん、他の人もそうあってほしいのですが、全員が自分のできることをしっかりやって、全体に貢献するというのが、アンサンブルの極意じゃないでしょうか?

最後に曲想つけるというよりは、最初から曲の雰囲気や表現方法はレッスンしているので、最後に弾けないところが残っているということになります。

2)レッスンカルテ

合奏なんかやらせてて、個人の演奏技術上がるの?という疑問をお持ちの方も多いかと思います。セブシックとかオシャールとかシェラディークとか、そういうのやらせてないから、ダメな先生だと決めつけられることもあります。ピアノで言うところの、ハノンをやらせないから甘い先生とか、そういう類ですね。笑)

例えば写真の部分、皆んなが苦労する部分ですが、「まだ弾けてないの?もっと練習してらっしゃい」「一万時間の法則知らないの?」とか言ったら、私としては「負け」だと思っているので、笑)ていうか、そもそも、そんなこと言ってる時間がもったいないですよね。生徒さんの気持ちだって沈むし・・・。

さすがに、そのペースだと8月に間に合わないというときは、間に合わないよと忠告します。やはり、そこは愛情だと思うので。忠告だけはしておきます。まあ、合奏に行くと、げげ・・・。これはまずいって、本人が一番わかるんですけどね。

まず何をやるか

①なんでできないか分析する

②それに向けてアドバイスする

シンプルです。ただそれだけです。その分析とアドバイスが先生の質なんだと思うのですが。そこは磨き続けないといけないですね。

できない理由は人によって色々ですよね。読めてないので弾けない。どういう動作をすればいいかわかってない。指の運動神経がついていってない。右と左がタイミングよくいってない、ボウイングがそもそも悪い、左指の軌跡が悪い、筋肉が足りない。

なので、果たしてどれなのか、一緒に試行錯誤していきます。

まず読みながら左だけ動かして、その通り指が置けてたら、まあ読めてる。自分のできてないところを考えてもらう。例えば降りる音形で弾けないとかだったら、降りる時に何をしたら弾けるのか言わせる。指を二本どかせば弾ける。なんだ、そうかそうすれば弾けるはずなんだ・・・。ってことに気がついて、それだけでできることもあります。

ゆっくりはできるけど、速いのができないときは、指のどかす軌跡が悪いんじゃないのかアドバイス。

それでもできないときは、どかす力が弱いのかもということで、左手ピチカートをやってもらったりしています。

意外と左手の問題じゃなくて右手の問題だったってこともあったり。そしたらボウイングのアドバイスをします。右手が均一にできてないと、左手がいくらきれいに時間どおり動いていてもできない。

そのあたりをアドバイスしていきます。

自分がここだと思ったタイミングで指が動かないというときは、リズムを変えて練習。

本当に、ひとりひとりできない理由もたくさんあります。千差万別。だから、教えるのって難しいし、楽しくもあるのですが・・・。

あと、2ヶ月を切りました。どこまでいろんなところを克服して、本番に臨めるでしょうか。楽しみですね。

 

 

 

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