浜松市楽器博物館に行ってきました!

カテゴリ:教室行事, 旅行記

試験前になると掃除したくなるのが常でしたが、今回の発表会前にも、今じゃなくていいことをああでもないこうでもないと思いついて、なんでそんなこと今やってるの?って感じだったのですが、この企画もそのときに思いつきました。夏休みになったらあれしようこれしようって思ってるうちの一つ、浜松まで日帰りで博物館行こうかなだったんですが、じゃあ、生徒も連れて行こうかな?って思いついて募集をかけたら、ご家族連れも入れて7人集まりました。生徒講師総勢9人で行ってきました。20人集まると入館料がちょっと安くなるんですが、今回は普通の値段で。

午前11時に館内ガイドツアーがあるそうなので、午前11時に間に合うように、東京発9時04分のひかりに乗って、帰りは一応浜松発午後5時11分発を目指していましたが、まあ、きっとこんなに長くいても飽きるだろうな、飽きたり、疲れたり、体調が悪かったりしたら、早く帰ればいいしくらいに思っていたら、ほとんどその時間まで残っていました。

うちの教室の旅行というと、個人主義的集団行動です。(笑)旗を持って、はい皆さん並んでとか一切なく、適当に現地に集まって、適当に見学して、適当に帰る。もし一緒にご飯食べたくなったら食べる。くらいな感じです。私がその方が居心地がいいのでそうしてるのですが、全然お世話してなくて本当すみません。

 

 

前回行った時(10年以上前)は多分平日だったと思うのですが、こういう楽器の音を聴くコーナーがなかったのですが、(あってもよく調べてなかったので、時間があってなかったのかも)今回は、クラヴィコードとチェンバロとクリストフォリが聴けました。学芸員さんが上手にお弾きになるんですよ。クラヴィコードって難しいんですよね。別の学芸員さんが、クリストフォリを弾いてくださって、これがまた素晴らしい音でした。

チェンバロみたいな、でもピアノみたいに強弱もあって、あったかい音がするんです。これほしい!(笑)豪邸に住みたい。これは是非演奏会を探してクリストフォリを堪能したいと思います。バロックバイオリンの通奏低音に使ったりするのかな?またひとつ好きな物が増えて嬉しいです。

生徒たちは思い思いに散らばって見学開始。

こうやって、楽器の音が聴けるように全部のブースにヘッドホンがついてます。オーディオテクニカの素敵なヘッドホンで聴けます。ちなみに私のヘッドホンもオーディオテクニカです。

楽器の写真撮りまくったのですが、ブログにアップしていいものか確認していないので、取り急ぎ上記の写真のみ。問題があれば削除します。

私達夫婦は、お昼の時間をずらして早めにとって、早めに戻ってきて見学することにして、うなぎ食べに行きました。一応声かけたけど、みんなまだお昼は行かないとのことで二人で。

その後午後2時から館長対談というのがあり、ムビラ奏者のスミさんと館長先生の対談がありました。こんなこと書くとあれですが、全然期待していなかったんですが、知らない楽器だし、この対談がめちゃくちゃ面白かったです!ムビラってご存知ですか?こんな楽器です。

 

 

総称は「親指ピアノ」と言うそうで、こんな感じで親指、人差し指をつかって弾く楽器です。右側が子どもの声で、左にお父さんとお母さんの声が配置されてるそうです。で、上記の入れ物に入れて鳴らすと、まあ不思議な音がして、それ鳴らしながら歌ったりもします。雨乞いの儀式とか、誰かの病気を治してほしいときとか、歌ったり踊ったりするときにも使われるとか。国によって親指ピアノの呼び名が変わって、ジンバブエでは「ムビラ」と言うそうです。宗教と密接につながっている楽器みたいです。

楽器の話も面白かったのですが、このスミさんが世界中を旅してたころに、イエメンでアフリカから旅してきた日本人に出会って、この楽器を見せられて、ジンバブエの楽器奏者紹介されて、イエメンからジンバブエにわざわざ会いに行ったという話がめちゃくちゃ私のツボで、面白かったです。居るんですよね!旅人って。リアル旅人!私たち夫婦は一応「旅行好き」で、新婚旅行はバングラディシュで、アジアに行くのも大好きなんですが、もうこういう旅人の前では、全然ですね(笑)若い人たち素晴らしいです。アフリカもいつか行ってみたいな。

館長先生が、サハラ砂漠より南にはこの楽器はあるけど、それより北にはないという話をされていて、それもなかなか興味深かったです。館内を見渡すとどこの国にも打楽器、擦弦楽器、撥弦楽器、笛みたいなものは存在するのですが、こういうムビラのように、南にはあるけど北にはないとかあるんですね。人間って、神との交信とか、儀式とか、仕事をするときに力を合わせるのにとか、いろんなところから自然発生的に、歌ったり踊ったり音楽を始めたりしたんだと思うのですが、ここにはあるけど、ここにはないってどうしてなんでしょうね。不思議です。

こうやって現地の人にお金をちゃんと払って楽器を買って、その楽器を習うのに支払いもして、しかも値切ったりしないで、深い意味での国際交流ですねというお話もされていて、本当にそうだなと思いました。一緒に集まって、違う国同志で合奏しましょうねというのももちろん国際交流の一種だと思いますが(学生の頃にはそういうことにも参加しました)スミさんの国際交流はなんというか、本物ですね。ジンバブエの楽器を通して、ジンバブエに触れて、アフリカのこともちょっとだけ知れて、有意義な対談でした。

そのあとは、ガリカイ・ティリコイさんという名人がジンバブエからいらしてて、3曲演奏されました。楽器もすごいけど、声がすごかった。アフリカは広いからあんな感じの声じゃないと聞こえないんだろうな。

あれ?弦楽器の話が全然書けなかったのですが一つだけ。

ビオラダモーレが展示されていて、その音も録音で聴けました。

これで、すごいいい音ですね!これだったら家に置けそうです。豪邸じゃなくても買えるかも。これの生の音もいつか聴いてみたいです。人生のお気に入り二つ目。

バイオリンはネックの短いバロックヴァイオリンが展示。でも、どうだろう?ネックは短いけどバロックだったかあ?だいたい私が持ってるモダンのものと同じくらいの年代。私のは、モダンに改造されてるけど。

世界中の楽器と電子楽器も展示されていて、ひとつひとつ見ながら、色々考えましたね。なんで人間は音楽を始めたんだろう?ということと、ヴァイオリン一種できたからって、全然大したことないな。他にもこんなに楽器あるんだし。逆にバイオリンが向いてないって思っても大丈夫ですよ。他にもこんなに挑戦する楽器が残ってるんですし、他の楽器で自分に向いてる楽器があるかもしれません。自分の立ち位置が俯瞰的に感じられて、面白かったです。

 

 

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8月の発表会がを終わるたので、いよいよ弦楽合奏シーズン突入。どんなことをやるか生徒さんにお伝えしたところです。

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