右手の表現力を高めよう!【バイオリンレッスンのコツ】

星のカーテンと楽譜


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皆さん、シルバーウイークいかがでしたか?私は実家でゆっくりさせていただきました。途中夫の誕生日もあったので、ふたりで大島の方までプチ旅行にもでかけ、自然を満喫しました。故郷の海や山をながめて、ぼ〜っとするのもいいですね。あと、自然の中で、木々の葉の音や、波の音を聴くのって、なんというか耳と心が落ち着きます。人間にとってこういう時間が大事なんだなあって、なんかしみじみしながら帰ってきました。

連休中バイオリンも持ち帰ったので練習もしました。Facebookの非公開グループ「ユリカバイオリンスクール」で、どんな練習をしたか書き込んでみました。サン=サーンスのハバネラをさらってみたのですが、ずっと、なんでここでポジションチェンジするんだろうなと疑問だったところがあったのですが、そうか、ここでフレーズが切れるってフランチェスカッティ思ってたんだとか、改めて発見があって面白かったです。

右手の表現力の大切さ

バロックバイオリンは東京に置いていきましたが、普段はバロックとモダンと練習しています。

バロックバイオリンをやるようになって、自分の右手の表現力の鈍さをものすごく感じるようになり、それがそのままモダンの時も同じなんだなあって思うようになりました。モダンって、左手でビブラートかけまくって結局なんかそれっぽく表現出来てるような感じになってるんですよね。

ビブラートをやめてみる

その証拠に、まずビブラートを全部やめて弾けるか試しにやってみるといいです。

上級者の生徒に、「一回ビブラート全部やめてみて」って言ったら、見事にできませんでした。ビブラートをやめる事ができないんです。無意識でかけてるんですよね。もう二人で笑っちゃいました。かかっちゃうんです。まずそこからかって感じなんですが、ビブラートをやめることができたら、右手だけでどれだけ表現ができているのか、全くできていないのか、丸わかりになります。ここからが表現力の出発点なんですよね。

ワンボウの中の弾き始めから弾き終わるまでに、どれだけ弓のスピードや圧力を変えて、もしくは変えないで、自分がほしいと思っている音を出せるているのか、自分の出来なさ加減を実感してみてください。

いっつも羊羹みたいに、同じ太さの音しか出せないとしたら、表現の幅がそれだけしかないということです。何種類のシェイプの音が出せますか?難曲ばかり弾いてると、つい上手になったような気になっちゃうのですが、私もそうだったんですが、音の数が少ないものをやると、バレるんですよね。私もバロックをやりだして、自分のダメさ加減に気がつけて、とてもよかったです。生徒たちにも、是非本当の表現力が高まるような練習をさせてみたいと思います。

 

 


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