チェロの練習始めてみました

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50歳になったら、ガンバかチェロに手を出そうと思っていましたが、ふと、なんで50歳になったらなんだ?今でいいじゃないか。と思い立って、チェロを始めてみました。私の人生はいつも思いつきです。そもそもバイオリンを始めたのも、中学校の教員をしていた父が、突然転勤で小学校の音楽専科の教員になって、小学生に音楽鑑賞で難しい話をしても始まらない。とりあえず本物の楽器を見せて、本物の音を聴かせるとかいって、バイオリン、チェロ、クラリネット、木の本物のリコーダーなどを次々と自腹で買い(笑)、練習を始めたのを羨ましそうに眺めていた私が「お?弾いてみる?」って父に言われて始めたのがきっかけです。

すべて父は独学(爆)私も独学。篠崎教本というのを近所の楽器店で買ってきて、この絵はどうも弓と駒と並行って書いてあるなとか、弓の小指はここなんじゃないか?とか、そんな感じで二人で練習してたのは今では楽しい思い出です。なので、なぜかチェロも練習すれば弾けるようになるだろうという、とてつもない根拠の無い自信に満ちあふれています。たぶん、もうそろそろ習わないと無理になると思いますけど。

その後父は練習に練習を重ね、小学校の音楽の授業で「白鳥」を披露し、子どもたちに「先生下手だね!」と言われては撃沈していましたが、子どもたちに楽器を一回ずつ触らせて、クラスは大いに盛り上がった話を自慢気にしてました。(笑)昔は、学校の先生ものんびりとした、いい時代だったんですよね。その頃は小学校勤務なので部活動の指導もないし、担任も持ってないし、夕方には帰宅し家族5人で夕飯を食べられるくらいには、十分に暇な父でした。

さて、チェロ科出身の方は本当にお忙しいそうです。土日はとにかくいろんな演奏の仕事にあふれていて、あまりレッスンを専門になさる先生もいらっしゃらないとか。最近室内楽のレッスンをまた復活させて、その効果をものすごく感じています。結局室内楽をやって、やっとバイオリンを実践できているってことなんだなと。それに何より楽しいし。そこに、チェロで相手ができるプロの演奏家をいつもいつもお金を払ってお呼びするのも、時に難しいこともあるので、ここは私が弾けるようになるのが一番手っ取り早いんじゃなないかという結論に達しました。室内楽の時にチェロを弾いてくれる生徒にも、的確なアドバイスがもっとできるかもしれないし。とりあえず3年計画で頑張ろうと思っています。まあ、まずは毎日楽器に慣れるために練習ですね。ちょうど2月4日から始めたので、今日で一週間。

教材は、バイオリンでも使ってるこちらを。

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この教材のいいところは、とにかく指の型を一定に保ちつつ、ある一定の音だけを使った曲を、どんどん列挙してあるところです。曲も初心者用だからって、童謡ですましておこうとかいう安易な選曲じゃないところが素晴らしです。Hummelとか出てきたりHandelが出てきたり、時代もバランスよく出てきます。いい楽曲をが出てくると、腕のない初心者でも、その気になって弾こうと思えるので楽しいですね。

毎日「え?もう終わり?」って夫に言われるほどの短さですが、練習してます。短いけど、いい音がする理由を色々考えながら練習しています。圧力とスピードのバランスとサウンディングポイントとの関係が一番上手く行ったらいい音が出るんだと思うので、その関係を色々試したり、バイオリンの経験上、脱力はたぶん120%した方がいいんだろうなと思いつつ、背中や肩やすべての関節を弾くごとに脱力を目標にして弾いてみたり、音程も、全音の間の指も意識していい場所に置くほうがいいんだろうなとか、その弦に対していい方向、いい弓の高さがあるんだろうなとか、バイオリンで勉強したことを活かしながら練習しています。なんでも始めたばっかりは楽しいですよね。今月中には3巻に突入できるといいな。

 

 

 

 

 

 


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