バイエルン放送交響楽団

◯ミュンヘンレジデンツ
ミュンヘン・レジデンツ(Münchner Residenz)はミュンヘンの旧市街北部にある、旧バイエルン王国ヴィッテルスバッハ王家の王宮。現在は博物館や劇場として公開されている。
1385年シュテファン3世によって建設が開始され、その後ヴィッテルスバッハ家の宮殿として増改築を繰り返して現在の配置となった。ドイツ革命でバイエルン王国が廃止された後に公開施設となった。第二次世界大戦で損傷を受けたが、戦後修復され現在に至る。
現在の施設としては、レジデンツ博物館(Residenzmuseum)、宝物庫(Schatzkammer)、諸聖人宮廷教会(Allerheiligen-Hofkirche)、キュビリエ劇場(Cuvilliés-theater)、ヘルクレスザール(de:Herkulessaal:バイエルン放送交響楽団の本拠)がある[1]。
また関連施設として、南側にミュンヘン国立劇場(バイエルン国立歌劇場の中心)、北側にホーフガルテン(宮廷庭園)が隣接する。
なんと、バイエルン放送交響楽団の演奏会は、この王宮の中のコンサートホール、ヘラクレスザールでありました。ここが、また渋くていいんですよ。タペストリーがすごかったです。
コートとか大きめの荷物とか持ってると預けるように言われるのですが、そこが有料で、やはり小銭は持ってないと、現金全くゼロというわけにはいかないです。かなり、ミュンヘンはカードが使えました。
時間がなくて、結局天井画とか観られなかったので、絶対またミュンヘン行きたいです。旅行は、色々時間に制約がありますし、何より長旅で体を壊してしまってはいけません。二人の旅の合言葉は「無理をしない」でした。笑)
プログラムはこちら。
ワーグナーの「タンホイザー」とリヒャルト・シュトラウスの「死と変容」、モーツアルトの「レクイエム」です。
これは、よくあるオーケストラの定番ですね!こちらは、プログラム的にすごく楽しみにしていました。
タンホイザーのメロディが流れた途端、斜め後ろのおじさまが小さく思わず口ずさんでしまって、おっとみたいな感じでやめたりして、つい歌いたくなる気持ち、すごくわかります!笑)
ヨーロッパで感じたことは色々あるのですが、男性の女性に対する姿勢が違いますね。どちらがいいとかじゃなく、文化の違いかと思うのですが、私あまり東京で、道譲られたりしないんです。まあ、私が遠くで人が見えたら、ぶつからないように早めに避けるようにしているというのもありますが、後ろから速く歩けと言わんばかりに蹴られることはあっても、謝ってもらうことはないですし、ましてどうぞなんて譲ってもらうことは、ほぼ皆無。
狭いホールとかでも、道が塞がったら、どうぞって男性にしょっちゅう言われてました。騎士の精神なんでしょうか。あと、日本語って本当に無音なんだなということも感じました。黙って頭を下げるほうが、美徳というか。西洋はおさきにどうぞとか、ありがとうとか、すみませんとか、言葉がすごく聞こえてくるんだなというのも感じました。英語って、無音を嫌う文化だってきいたことがありますが、まさにそんな感じがしました。
10年以上も前の話なんですが、パリに行ったときに、バスでかわいい10代の少年に席譲られたんです。「え?妊婦って思われたのかな?」とか、「おばあさんに見えたのかな?」とか、ずっとそのこと考えてたんですが、今回、「あのときは、私が女性だったから席譲ったんだ」と勝手に納得しました。
さて、この日は、昼間にミッテンヴァルトまで遠出したのもあり、不覚にも数回気絶。もう旅も三日目で、ちょっと疲れが出てしまいました。笑)
ラトルが大人気のこのオケですが、ここも本当に素晴らしかったです。音が端正というか、金管の音が透明ですごく全体的に、「美しい」という言葉がぴったりなオケでした。
姉に、バイエルン放送聴きに行ったと言ったら、めちゃくちゃ羨ましがられました。音楽をこよなく愛する生徒さんからも、メールが来て、羨ましがられました!
やはり、日本でも大人気のオケですね。この日はラトルではなく、女性指揮者でした。
翻訳ソフトにかけたところ笑)アトランタ交響楽団の音楽監督で、アメリカ主要オーケストラを率いる、史上二人目の女性と書いてあります。今シーズン、コンセルトヘボウも指揮したそうです。2024年のオペラアワード年間最優秀指揮者に選ばれたとか。フランス人です。
この方なんと、コントラルトという女性の一番低い声域の歌手だそうです。そして、チェロも弾けるってもんじゃないくらい上手だそうです。自分のすべての経験が、歌心のある指揮スタイルに影響したと御本人が言っているとか。
ウィキペディアによると、古楽系の「オルフェオ55」という合奏団も創設してるそうです。今は活動休止中だそうですが。
すごいですね。タンホイザーの思わず歌いたくなる感じは、そこから来てるんですね。こちらも本当に楽しかったです。
日本に来たら、ぜひまた聴きに行きたいです!世界には、すごい人がうじゃうじゃいるんだな。世界が近くなって、ほんとに良かった。どの国にも自由に行き来できるように、ずっと平和でありますように。
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