スターアライアンスで 世界一周してきました

 

◯第3回修学旅行の下見として

2025年10月28日火曜日に東京の自宅を出発して、11月10日月曜日に羽田に帰国しました。スターアライアンスの世界一周チケットって、皆さんご存知ですか?ほぼ、一回分のヨーロッパ往復料金よりちょっと高いくらいくらいで、アジア、ヨーロッパ、アメリカ大陸と渡っていけるチケットです。

一年くらい前から計画し、それなりに色々準備や下調べもし、無事に帰国して、ほっと一安心していると同時に、達成感もあり。本当に、行ってよかったなと実感しているところです。

今回の旅程は、3月に 台湾台北→韓国ソウル仁川→関空に帰国(出発した空港には途中で戻れない)その後普通に秋まで日本で過ごし、その後関空まで自力で行って(そのチケットとは別口で取ったチケットで)関空から、後半戦を始めました。こちらの方が、教室修学旅行の下見的な旅になります。

関空→仁川(乗り換えのみ)→ミュンヘン(5日間滞在)→マルタ(5日間滞在)→スイス(乗り換えのみ)→ニューヨーク(4日間滞在)→羽田

というルートを、夫と二人で調べて作り、私がANAにて電話予約(電話しか受け付けない)このチケットは、安い代わりに、色々とルールがあり、そのルールも二人で必死に調べました。生徒さんですでに使ったことがある方もいらして、その方にも色々教えていただきました。その節はお世話になりました!

自分で作るのが大変な人は、旅行会社が3万とか5万とかの手数料で、代わりに手配してくれますよ。

言い訳を色々すると笑)私たち二人とも自営業なので、「退職しました、さあ旅行しましょう」なんて日は、一生来ないかなと。多分、死ぬまで働くしかありません。笑)私は仕事が大好きなので、問題なしなのですが、あれ?なんか退職記念の旅行もしないで一生終わっちゃったね。ってなるよね。ということにある日気が付きました。

体力のあるうちに、記念の大きな旅行をしようということになりました。二人とも、父親は60代で亡くなっているので、同じような遺伝子だったら、60代で人生が終わってしまう可能性ありです。もう、あと10年もない運命かもしれません。そう思うと、なんだかいてもたってもいられなくなりました。

生徒さんたちには、お休みをたくさんいただいて、ご迷惑をおかけしました。快く送り出してくださって、本当にありがとうございました。

 

◯まずはミュンヘン!

本当は、ケルンとかベルリンとかもう一回行きたいなとか、ワルシャワもいいなとか、パリは入れたいなとか、アフリカ大陸にも行ってみたいとか、色々案はありましたが、どれもうまくルートがつながりませんでした。一月くらい旅行日数があれば、可能だったかもしれませんが、飛行したマイルが増えると、その分チケットも加算されていくので、経済的にも難しいルートが多かったです。アフリカを含めると、かなり金額が跳ね上がります。

乗る飛行機の数が多いと、その分燃油代も加算されます。色々むずかしいわけです。笑)二人の還暦旅行を足した分の予算で、なんとか行こうというところは、話が決まっていたので、それ以上はあきらめました。

ミュンヘンは、スタアラのルフトハンザやANAがとても強いので、よしミュンヘン行って、ミュンヘンフィルを聴こうということになりました。

あとで、チャットGPTに聞いたら、これは上級者ルートで、お得感かなりあるとお褒めの言葉をいただきました。笑)

◯ミュンヘンでやったこと

ミュンヘンでやりたかったこともたくさんあったのですが、3つ実現できました。

1)ミュンヘン・フィルを聴く。

2)バイエルン交響楽団を聴く。

3)美術館に行く。

1)ミュンヘン・フィルは、私の大好きな指揮者、チェリビダッケが育てたオーケストラです。もちろん、もうチェリビダッケはいませんが、きっと残り香がどこかにあるに違いないと思って、本当に本当に、楽しみにしていました。エアチケットを先に取ってしまったので、まだ演奏会の情報が出ていないまま取ってしまうことになり、本当に滞在した日程のときに、コンサートがあるかどうか、「かけ」だったんですが、見事に週末にありました!

プログラムは、こちらです。

 

プログラムを日本で確認したときは、ちょっとがっかりというか笑)まあ、ハイドンはいいとして、他の曲は全然知らないな。ブラームスとかドボルザークとかシューベルトとか、あんまりやらないのかなと思っていましたが、初めて聴いた、前2曲は本当に素晴らしかったです。

イギリスの女性の作曲家で、anna clyne   

という作曲家の曲で、途中で詩の朗読などと音楽が重なって、不思議な空間ができあがっていました。

つい音楽を楽しみで聴くときって、自分の好きな音楽を聴いてしまうので、「ああ、久しぶりにすごい新しい音楽を聴けた、しかもいい曲!」という、瞬間でした。そして、演奏に説得力があるというか、ここはこうなって、次はこうなっていて、こことここと一緒になっていて、みたいな、そういう説得力がありました。

そして、ミュンヘン・フィルの弦の音がめちゃくちゃ素晴らしかったです。深くて温かい音。私が求めているものがそこにあって、涙が出ました。金管も、変にうるさくないんです!!笑)すみません。色々聴いても、どうしてもつい弦楽オケでいいじゃんって思ってしまうのですが、いやあ、こんな音があるのかと思いました。

全部同じ曲、同じホールで比べたわけじゃないのですが、今まで聴き歩いた、オランダ、ベルリン、ライプツィヒ、ウィーン、そして今回ニューヨークと聴き歩いた中で、一番好きな音でした。

 

2)と3)は、また次にします。笑)だめだ、ここで燃え尽きてしまった・・・。笑)

よかったら、ミュンヘンの写真もどうぞ。

 

 

マリエン広場で、知らない人たちが演奏中。チェロでパッヘルベルのカノンやってた。

足場組んだ普通のビルですが、リヒャルト・シュトラウスが生まれた場所です。

 

お花屋さん。

これが、バウムクーヘン。ドイツのは、みっちり重厚。音も重厚だけどお菓子も重厚。

スポーツ用品店。

 

楽譜やさん。ウイーンのお店に、店構えは似ていました。

 

 

マリエン広場にある、新市庁舎。かっこいい。

 

そのあと、てくてくあるいて、17世紀の教会アザム教会へ。いやあ、なんか色々すごいですね。

聖ヨハン・ネポムク教会(ドイツ語:Asamkirche)は、ドイツ、バイエルン州ミュンヘンにあるバロック様式の教会です。彫刻家のエギト・クィリン・アザムと画家のコスマス・ダミアン・アザムの兄弟によって、1733年から1746年にかけて、彼らの私設教会として建てられました。南ドイツ後期バロック様式の最も重要な建造物の一つとされています。ウィキペディアより

 

 

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