リサイタルを開催しました!

こんにちは、ヴァイオリン講師の釜野です。
先週、5月26日にリサイタルを開催しました。教室からもたくさんの方に来ていただき、ありがとうございました!
プログラムはこんな感じでした。

 

 

 

リサイタルについてブログを書く、という宿題を有里香先生にいただきました(笑)
せっかくの教室ブログなので、どうやって、どのくらい練習したかなど、演奏会の裏側を書いてみたいと思います。

 

〇本番までのスケジュール

リサイタルをやろうと思い立ってから、大体こんな感じで動いていました。

2023年6月:リサイタルやるぞ!と決める
2023年7月:ピアニストに依頼
2023年9月:プログラム確定
2023年10月:会場予約
2024年1月:ピアノ合わせスタート
2024年5月:本番

ほとんど1年がかりですね。
今回は特に、プログラムを決めるのに難航しました。ピアニストに「このプログラムに決めました!」と連絡したのが9月30日なので、プログラムを決めるだけでたっぷり3ヶ月は使っています。

 

〇練習時間はどのくらい?

実は去年くらいから、家での夜間の練習ができなくなってしまいました。日中出かけてしまうと、もう練習できないわけですね。私は夜型人間なのもあって、結構困りました。

なかなか、1時間以上のまとまった時間を確保するのも難しかったので、スキマ時間を練習に充てました。移動の合間に空き時間があればスタジオやカラオケを借りたり、レッスンの合間に練習したり・・・日曜日のお昼休みはよく練習していたので、聞こえた方もいらっしゃるかもしれません。
5月に入ってからは仕事をセーブしたので、1日1~4時間は練習できたのですが、毎月そういうわけにもいきません。この時期はほんとに、1日48時間欲しかったです!

ピアノ合わせは全11回、毎回3時間近くかかっていました。これは多い方です。
自分での練習時間がきちんと確保できていれば、もっと少なくても良かったかもしれません。楽しくてつい入れてしまったのもありますが・・・。

 

〇どんな練習をしたか?

1)ゆっくり練習する

これは特にラヴェルですね。重音、フラジオレット、右手・左手ピチカートなど、難しい弾き方がたくさん出てきます。
手が間違った弾き方を覚えないように、確実に弾ける速さでしっかり練習しました。

両手ピチカートが出てくるのですが、これは弾くと手が疲れるので、練習は1日1回だけと決めました。ちゃんと弾ける速さで練習しておくと、これでも着実にできるようになっていきます。改めて実践できて、良い経験になりました。

2)広い会場で練習する

お城に住んでいれば、そんな必要もないのですが(笑)
大体の場合、普段練習している場所より、本番の会場の方がずっと広いです。よほど意識していないと、演奏の表現のサイズも普段のお部屋サイズになってしまいます。
本番1ヶ月を切ってからは、広めのスタジオを借りて何度か練習するようにしていました。やっておいて良かったと思います。

3)たくさん出かける

演奏会に出かけたり、絵を見に行ったり、呼吸方法のレッスンを受けてみたり、ヴァイオリンと関係なさそうなことをしていました。遊んでいるというか(笑)
その時間に練習しなよ!という感じですが、個人的に、家で100回練習するよりも、いい演奏を聴いた、とか、印象に残る絵を見た、という経験が演奏に良い影響を与えることがあるんじゃないかと思っています。
しんとした博物館で大きな骨に向かい合ったときの静かな感動とか、そういうものが自分の血肉になって演奏に活きるんじゃないかと・・・という言い訳をしつつ、またふらふら遊びに行ってきます。

 

〇本番を終えてみて

大曲揃いで大変な本番でした。一つ山を登り切ったような充実感があります。
発表会もそうですが、人前で演奏するために曲をきちんと仕上げると、自分の課題も見えてきますね。私は音符一つ一つの表現力を高めるために、もっときちんとバロックバイオリンに取り組もうと思いました。今後の目標です。

次の大きなイベントは、8月の教室の発表会です!
自分の本番より緊張しそうですが、悔いのない発表会になるように、全力でサポートしていきたいと思います。

 

 

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