本番でうまくいかないのは、練習不足ではありませんという話

 

本日、伴奏合わせ最終回でした!一同に先生方が集まるので、私は密かに楽しみにしています。先生全員集まるとか、めちゃくちゃレアですよ。お菓子の持ち寄りで、(頼んでないのに、いつも持ってきてくださいます)わちゃわちゃ。大声で笑って大変ピアノ科さんのレッスン、お邪魔いたしました。

今回は5日間も先生にお付き合いいただき、とても有意義な伴奏合わせができました。いつもこれくらいやりたいですよね。そして、それでももう時間がパンパンなので、次回からは、発表会の本番を2日に分けようかなと思います。春と秋とか、自分の好きな方に出られるようにできたらいいなと思っています。学校行事を考えると、夏休みと春休みとかでしょうか?

行事をもっと充実させるためにも、私もう少しレッスン担当時間を減らそうかなと思っています。この一年で、じっくり考えたいと思います。

閑話休題、こんな長いタイトル初めてなんですが、「家ではできてるのに・・」と悩む生徒さんをたくさん見てきて、感じることを書いてみようと思います。

◯タイプA  100点の演奏を目指しすぎるタイプ

決して珍しいタイプではないですよね。むしろ、私の生徒の大半が、真面目で、普段から練習もよく頑張っていて、何より音楽を愛している生徒さんたちです。音楽を大切に思う気持ちが強いほど、うまく弾きたいという思いも強くなるものです。

多分、思春期の私はこのタイプで、学校で一番練習している自信がある!けど、本番はいつもダメダメで号泣しているタイプでした。

ある年、母校に教育実習に行って、あれ?なんか人生にはいろんな道があるんだなと思えたら、全然本番で体が強張らなくなりました。ちょっと、音楽から一歩引いて付き合えるようになったというか・・・。

少なくとも毎週付き合っている私は、生徒さんが音楽が大好きな気持ちは分かっているので、完璧な演奏を見せようと思いすぎないで、ぜひゆったりした気持ちで演奏してください。何より、音が流れていく事が大事。最後までたどり着ければ100点です。完璧な演奏をしようと思えば思うほど、体はこわばって、呼吸が浅くなったり、呼吸が止まったりしてしまいます。

本番は、すべてを完璧にする場所ではありません。音楽が流れ、最後までたどり着けたら、それで十分です。

◯タイプB 思い切りが良すぎるタイプ

決して悪いタイプではないです。むしろ、音楽に対して前向きで、エネルギーがあり、本番になると気持ちが高まる生徒さんに多いタイプです。

もし、自分がこのタイプだなと思ったそこのあなた。速いパッセージは8割のギアで!とぜひ心のどこかに置いておいてください。

普段のレッスンでは問題なく弾けているのに、本番になるとテンポが速くなったり、次のパッセージに突っ込んでしまったりして、結果的に崩れるということなんだと思います。練習不足でも、技術が足りないわけでもないのです。戦略が不足気味なんです。

「流れを止めてはいけない」「止まったらいけない」という勢いは一回忘れて、「8割8割!」と念じてください。いつもより8割のテンポで弾いたなと思っても、多分、かなりいい勢いで進んでいるはずです。弓の量も8割!勢いも8割!

そして、カンタービレのところは、逆に勢いを音楽に乗せましょう!

私はいつも守りに入るタイプなので、本当はちょっとうらやましいタイプでもあります。

 

◯最後の一週間

もう、皆さん仕上がっています。ここからは、整える一週間です。

練習その1)8割で通す練習

8割の速さ、8割の強さ、8割の力加減で、(弱音美音)で通す。

練習その2)分解して確認する練習

メトロノームといっしょに、右手だけ、左手だけ。メトロノームは若干遅めで。その時に、なんの音かドミソミとか、必ず言います。

練習その3)間違えたときの練習

機械じゃないので、間違えることもあります。にんげんだもの仕方がないです。それこそ人間です。間違えたときに、どうするのかの体験があれば、こわくありません。練習しながら、ここでこうなったら、こういう風にたてなおそうと思いながら練習してください。

ここでポジション上がり忘れたら、とっさにこのポジションでこうやって弾こうかなとか、そういう感じです。

ジャズをやっている先生に、ジャズなんて即興するのが当たり前なので、となりの鍵盤にあたったら、このテンションノートだったのって顔して弾くよなんて話を聞いたときに、目からウロコが落ちました。なるほど!

毎日テイクワンで、本番の練習をしてください!本番は、その積み重ねの延長にあります。

 

 

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