アラ還世代もがんばってます

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たまには、うちのレッスン室の写真でも。2階はこんなかんじです。室内楽はここでやっています。ピアノは残念ながら電子ピアノ。ピッチが変えられる電子ピアノで、幅がものすごく狭くてコンパクトなのを撰びました。本当はピアノを2階に上げたかったんですが、無理でした。階段も狭く、家の前の道路も狭く。どんな方法もないということです。そ、そんな・・・って感じですが、仕方がないですね。

バイオリン教室というと小さい生徒さん、もしくは一時期大人の習い事でブームになったので、若いOLさんというイメージが強いかと思いますが、うちはアラカン世代もいらっしゃいます。年が近い同士で仲良くしていらっしゃるようで、一緒に演奏会に行ったりしていらっしゃるみたいです。ちゃんと、誰々さんと出かけたんですよ〜ってレッスンの時に報告してくださいます。生徒さん同士音楽仲間として仲良くしてくださってると、とてもうれしいですね。

アラ還って調べたら、55歳から64歳までだそうです。生徒さんの詳しい年齢は存じ上げませんが、たぶんそうかな?という世代の方はいらっしゃり、女性だと子育ても終わり、今まで仕事と子育てに捧げた情熱を音楽へという方や、男性だと退職する日を楽しみにしながら、第二の人生は音楽に捧げるための準備に、今のうちに始めるぞっていうかんじでしょうか。若い人達ももちろん頑張っているんですが、この世代の人達の粘り強さはさすがだなと思うことがしばしばあります。まず、全員「深く学びたい」と思っていらっしゃること。そして学び方がお上手だということが共通していると思います。通り一遍に、難しい曲の弾き方をちらっと習えて、ああ楽しかったということがなく、どうしてそうした方がいいのか、もっと美しく弾くにはどうしたらいいのかということが、レッスンのメインテーマです。練習量もものすごく多いと思います。若い時って、バリバリと冒険して突き進んでいきたいって気持ちが先に立って、つい基礎練習とか基本事項とか、まあいいかってくらい、この曲が弾きたいっていう情熱が勝ってしまうことがありますが、人生の酸いも甘いも知り尽くした年代なので、そんな芸事に近道があるわけ無いだろう、地道に地道にって思っていらっしゃるんだろうなと思います。そういうところが、私のレッスンと相性が合うというか、私も教えていて楽しいし、生徒さんたちもすごく楽しいって言ってくださいます。その時間左手の形一つで40分終わっても(笑)、すごく勉強になったとか言って帰ってくださいます。他で習っていた生徒さんは「今までは自習してたようなもんだ。何も習ってこなかった」とかおっしゃったり。

もし、お教室にアラ還世代の生徒さんがいらしたら、是非本気で教えてあげて欲しいです。どんな年齢でもその人のペースで、必ず上手になります。これからも、どの世代にも本気でレッスンしていきたいと思っています。

 

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