室内楽のレッスンカルテ

発表会4

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室内楽を始めました

写真は、以前室内楽の発表会をやったときのもの。この日は生徒さんが第1バイオリンで、それ以外のメンバーは全員プロという組み合わせでした。生徒さん同士は楽しいけど、本番やるのはとても大変ですよね。特に、うちの教室は大人から始めた初心者が大多数なので。

最近平日の時間に集まれる生徒で、室内楽を始めたという記事は以前にも書いたかと思います。月に一回なのでゆっくりペースですが、2回目も無事に終わりました。

室内楽のレッスンカルテ

メトロノームのメモリを自分の中に入れる

メトロノームのメモリを自分の中に入れるというトレーニングも宿題だったのですが、みんな頑張っていて、一ヶ月前と別人のようになりました。まずは均等を知らないと、それがアゴーギグなのか、たんに指が転んでるのか、音楽がよたってるのか全くわかりません。あと、叩き方を見ると、その人がビートをどういう風に捉えているのかが目で見てわかってなるほどなあって思いました。叩く瞬間を合わせようと思って、身体が固くなってる人とか、あったことに満足して叩いたあとにすべて意識が抜けてる人とか、本当にこれは大事な練習だなと思いました。

特に、この曲をこれからみんなと合わせたい!と思ってるときに、このトレーニングをやるのは効果絶大で、一拍はこれだと思ってる目盛がちがってて、曲が合うわけがないよねという感じで、皆さん一生懸命でした。

シンプルな曲で音楽らしい曲作りを

その後、先月やった初見の曲をもう一回おさらいしました。最初はみなさん仲間内とは言え緊張してるみたいで、なかなか自分を出せないし、音楽にならないのですが、最後はなんとか曲らしくなりました。

曲らしくならない理由は、曲がシンプル過ぎて音を並べただけじゃ音楽にならないという教材だったということが一番ですね。あれが、少しでも複雑な曲だったら、まあそんな曲かなで終わってるんですけど、まあ、曲が許してくれないというか。私も自分の生徒が棒弾きしてて、許せるわけがないというか。(笑)弓のタッチの違いとか、スピードの違いとか、本当に細かくレッスンしました。最初はスピード出してこの弓のこの辺で緩めるとか、そういう感覚は、最初は具体的に示さないとできないんだなあと再確認しました。

以前、この室内楽のメンバーとは別の上級者の方にレッスンしてて、ずっと違う先生にレッスンしていただいていたという方なんですが、「レッスンで小さく弾きなさいって今まで言われたことがないんです」て告白されて、びっくりしたことがあります。初めて言われて戸惑ったけど、こう弾くととても音楽らしいと私との曲作りを喜んでいらっしゃいました。

まず音出しなさいってところから始まったっとしても、その先にどんな音楽を作るのか、こうやって易しい音符の曲に出会った時に、ちゃんと指導しないとなとつくづく思いました。私は、もしかしたら他の教室の先生と方針がちょっと違うのかもなとも思いました。でも、結局やめないで残ってる生徒たちは、音楽が大好きな生徒たちなので、私は私でいいし、その方が私も生徒も幸せだし、これからもそういう方針でやっていこうと思います。室内楽のメンバーも、最初と最後で全然曲が変わって楽しかったそうです!

他にもレッスンを受けたいと思っている生徒たちがいるそうで、土日はもう個人レッスンでいっぱいなので、なんかいい方法ないかなあって思っているところです。月曜の夜とかだったら空いてるけど、どうかしら。受けたい人いますかしら。

 


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