ベヒシュタイン調律しました

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皆様こんにちは。もうすぐ発表会の伴奏合わせも始まるので、半年ぶりにベヒシュタインの調律しました。6月にお嫁に来たうちのベヒ様。来るときはこんな感じでお輿入れ。

 

ピアノ3

ピアノ2

 

 

半年でかなり音程が下がってしまったので、3時間位かけて調律してもらいました。ピアノのことは本当に無知で、調律って狂った音程を合わせるだけかと浅はかに思っていたのですが、楽器のなり方まで全部調整してもらえるのが調律なんですね。バイオリンも魂柱が一ミリずれたり、駒の立ち方が変わると、別人の楽器になってしまうのですが、ピアノも鳴り方が全然ちがって面白かったです。調律師さんにどんな音が聞こえているかというのが、きっと大事なんだと思うのですが、より複雑な鳴り方に変わっていてびっくりしました。

バイオリン教師も、調律師さんも、バイオリン職人さんもきっと同じだと思うのですが、結局どんなに知識があって、こういう風に教えるといいよとかアイデアがあったり、ここから何ミリに駒立てるといいとか知ってても、出てきた音に対しての感性がなければ、まったく知識は生かせないし、ないのも同然なんだなと思います。最近、youtubeやネットでも、バイオリンの弾き方講座なんて探せば日本語も英語もたくさん出てきます。中には、それはないだろうという間違ったものもありますが、レッスンなんか受けなくても、パソコンの前で調べまくれば、一人でバイオリン弾けるようになるんじゃないかと思います。たぶん10年後はそうなってるような気がします。私達廃業です。でも、きっとその中で廃業しないで生きていける教師は、生徒の出てきた音の違いを聞き分けられて、その原因と結果を伝えられる教師、自分自身が生徒に聴かせた時に出てくる音が素晴らしい教師、生徒の足りないものを耳で分かる教師じゃないかと思います。10年後に廃業しないように、これからも必死にいいものを聴きまくって、自分も必死に練習して、勉強しようと思っています。

 


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