「限界の正体」為末大氏の主張より

発表会3

 

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もうすぐ発表会ですね。ちょっと盛り上がるためにも、こんな写真載せてみました。大好きなホール、杉並公会堂!ホールも楽器の一部なので、ぜひここの響きを生徒たちに体感させたいと思って、抽選に挑んでいます。全戦全勝、今のところ負けなしです。

一ヶ月前あたりが一番色々と準備することがあるのですが、そんな時期なのに、為末大さんの、こんな記事とか、あんな記事とか、こ〜んな記事とか最近読んでいます。よかったら生徒の皆様も時間を見つけて読んでみてくださいね。Facebookもそろそろ足を洗って、次のツールにと思いつつ、この人と思う人をフォローしておくといい記事がバンバン流れてくるので、やっぱりチェックはやめられないなと思う今日このごろ。

この記事たちの中で、面白かったのは、カマスの話。仕切りを作って、何回か小魚取れないことを学習したカマスが、仕切りがなくなっても、魚を取りに行こうとしないという話。ああ、どうせ自分はやっても無理だって思うんでしょうね。

「努力を重ねても望む結果が得られない経験が続くと、人は、『何をしても無意味だ』と思うようになり努力をしなくなる」

これを「学習性無力感」といいます。アメリカの心理学者、マーティン・セリグマンが解き明かした理論です。

 

もうこれはおもいっきり反省しましたね。思い込みって怖いですね。発表会でも、大人から始めた人たちは、きっともうここ弾けないだろうなって、私の方が思いこんでるんじゃないかなと。生徒のみなさんには、わかりますよね。あのあたり、ラターの1楽章のHとか。で、いや絶対弾けるようになると私が信じて教えようと思って、ちょっとやってみました。私がしらあっと、いや絶対弾けるようになるからって暗示をかけて。そしたらですね、2時間毎日ここだけ練習してみたとか、まず生徒さんたちが、ちょっと本気出し始めました。

でもできるようにならないっていうので、なんでできていないのか、一緒に分析をして、もう一回練習しなおしてみたら、できるようになってきました!もう感動的ですね。練習は時間だけじゃダメなんです。質も大事。これも、上記の記事に出てきます。

そして、練習は積み重ねじゃなくて揺さぶり。ここも本当にそのとおりですね。ゆっくりから順番に速くというのは積み重ね。積み重ねるだけじゃなく、揺さぶりもかけてみましす。いきなり、速く練習させる。その代わり、左手とレラシドレミ・・とかぶつぶつ歌いながら。右手と左手のイメージを合体させてとか。絶対に、指だけ動かすだけじゃなく、負荷をかけて。

みんな絶対弾けるようになりましょう。そして練習では、他のパートとの絡みと、全体的な曲の構造をもう一回思い出しましょうね。ずっとメゾフォルテという演奏からも、もういいかげんに卒業しましょうよ。いい楽器と弓持ってるんだから。しかも、すごいいい調整してもらってるんだし。楽器は道具です。いい道具活かしましょう。さて、7日の合奏練習はどんな感じになるでしょうか。楽しみです。

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