「樹原涼子と名器を巡る旅」第1回に行ってきました。

カテゴリ:セミナー, ピアノ, ピアノランド

ベヒ

 

 


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「樹原涼子の名器を巡る旅」の第一回に行ってきました。第一回はなんと、うちの教室でも昨年購入して愛用している「ベヒシュタイン」です。発表会の準備はどうしたと言われそうですが、これは外せないですよね。いろんなメーカーのピアノについて、みんなで演奏したりお話を聞いたりしましょうというとても新しい企画です。第2回は6月3日水曜日 カワイ表参道で 「Shigeru Kawai」 だそうです。

まずは、樹原涼子先生による演奏。先生は書斎にベヒシュタインのグランドをお持ちなっていて、主にそれを使いながら作曲活動をなさっているそうです。ピアノによって音色が違うし、それぞれのメーカーによって求めていることが違うので、このベヒシュタインのピアノから出る世界が樹原涼子先生のピアノの世界に一番近いということですよね。ショパンを弾くならプレイエル、ピアノランドや樹原作品を弾くならベヒシュタインですね。

今年に入って、ほぼコンサートとか行けない状況が続いているので、ものすごく音楽が染みこむ様でした。楽しかったです。自分が生きていく上で必要なこと:本を買ったり、CDを買ったり、リサイタルに行ったり、たまには美味しい食事をしたり、そういう自分維持費が年取るごとに本当に大事だなと思うようになりました。贅沢費とも言えるかもしれません。でも改めて、自分に必要な自分維持費は大事で、その主な部分を音楽が占めてるんだなと再確認しました。人間の魂はパンだけじゃ生きていけないんですよ。

その後、調律師 加藤正人さんによる、スライドを使っての、ベヒシュタインの「工場見学」やピアノの歴史や、どういう人に愛されてきたピアノなのか、目指しているものは何かという様なお話がありました。チェンバロやクラヴィコードからの歴史もひも解き、そこからピアノへ受けつがれた歴史や、地域によってどういうピアノが好まれたかなど、ものすごく参考になるお話でした。ここで書きたいくらいですが、きっとムジカノーヴァの取材が入っていたので、詳しくレポートされることと思いますので、ここでは割愛させていただきます。

最後に忌野清志郎さんがベヒを愛していたお話も。天下の忌野さんと同列にして大変おこがましいんですが、実は私もこのノリでベヒシュタイン買ってきたんです。私はロードバイクじゃなくて、ビアンキの折りたたみ自転車で、近所のピアノ屋さんまで一人で行き、試走じゃなくて試奏。これはすごい!グランドじゃんこれ!って思い、たまたま帰りは銀行によって住宅費入れてこようって思って持っていたお金を、そのまま手付金にしてきてしまったという。ツイッターをフォローしてくれている生徒たちにこの状況をいちいちツイートしてたら、受ける受ける。先生、その近所に自転車でピアノを買いに行くノリは何ですかって笑われましたよ。なんだ、私ったら忌野さんといっしょじゃないですか。光栄だわ。

今日のお話で一番嬉しかったのは、ベヒシュタインの場合、大きいピアノだから手をかけて、小さピアノだから適当に作ってるわけじゃないという話を聞けたことです。うちのピアノは鍵盤を触ると振動がするんですが、グランドと同じ棚板を使っているからだそうです。アプライトは初心者のピアノじゃなくて、スペースに限りのある人のピアノだそうです。こうはっきり言っていただくと、うれしいですね。私も使ってて本当にそう思います。実家のグランドピアノより断然弾いてて楽しいです。

この企画、他のピアノメーカーの旅もあるそうです。これからシリーズ化されていくそうです。ベーゼンドルファーの音とか、ザウターの音とか、それらの楽器の秘密をこれから聞けるのかな。ものすごい楽しみです。

 


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