弓をいかに持たないか

violino

 

 

 

 


バイオリン ブログランキングへ   ←ここをぽちっと応援お願いします!

 

皆様、今日は広島原爆の日ですね。9日は長崎の原爆の日ですよ。私が小さい頃は9日は登校日で、ほんと暑いのに、九州なのに、冷房も扇風機もない学校に出向いたものです。今でも田舎の公立の小学校は冷房ないみたいですよね。教育費って捻出できないんですね。先生もあんなに忙しいのに、未だにティームティーチングとか夢みたいですし。私一人が頑張ってもしかたがないけど、私も一所懸命働いて子どもの未来のために税金支払たいと思います。

 

さて、今日は早く目覚めたのですごい勢いでネットサーフィンしていたら、Facebookでこんな映像が。

尾池さんというヴァイオリニストがこんな練習してますよって、動画をご紹介くださってるのですが、生徒の皆様なにやってるかわかりますか?もう一回動画観てくださいね。

 

そうそう、右手の指が弓を返す度に入れ替わってるんですよ。すごい!便宜上バイオリンの左手の指番号で書くと、1と3  2と4が入れ替わるんです。ええ、まず指が入れ替われない!とか思ってる生徒さんきっといますよねえ。(笑)ということで、まずは手でチューリップを作るような感じで手首を合わせて指の先同士を合わせてください。それで、13,24の入れ替え練習してみましょう。

で、動画の練習法に挑戦。これも難しい人は、親指、人差し指、中指だけで弓持ってボーイングするのから始めるといいかも。上手に弓もてないですよね。落としそうで怖いし。もちろん上手に弾けないけど、すごい音がきれいになったと思いませんか?たいていの人は、怖くて弓をがっちり持ちすぎてるので、どうしても響きが止まった様な感じになりますが、こうやって持って練習すると、いかに弓を持たないかという体験ができるので、いい練習だと思います。そのあと、尾池さんの練習にもチャレンジしてみてはどうでしょうか?右手の柔軟のためにっておっしゃっています。プラス弓を持ちすぎない練習にもなるかもしれませんね。弓の持ち方って本当にいい音への一歩だと思いますが、なかなか上手に持つまで時間がかかりますよね。あんまりうるさく言い過ぎるとかわいそうかな?と思いつつ注意してるんですが、小学校に入っても仲々持てない子もいて、骨格とか筋肉とか関係してるからもっと手の体操もさせないといけないですね。私もがんばります。

ネットってすごいですね。ネットだけでバイオリン弾けるようになりますよね。もう私の仕事なんて10年後にはなくなってるんじゃないかと時々不安になることがあります。(笑)仕事がなくならないためには、生徒の演奏にレスポンスできる聞く力を備えないと。そのためには、いい演奏をいっぱい聴いて、CDもいっぱい買って自分を磨き続けようと思います。

Facebookのアカウントはこちら。ブログとは別に、レッスンの小さな記事も書いています。

Twitterは@yurikaviolinです。よかったらこちらもよろしくお願いします。

 

 


バイオリン ブログランキングへ   ←ここをぽちっと応援お願いします!

Follow me!