ウィーン旅行記2014年 演奏会編

カテゴリ:旅行記

行きたい国の航空会社に乗ると、たいていいい時間に到着します。土曜午前11時20分発のウィーン行きに乗ると、その日の夕方に着きます。午後4時10分について、宿には6時頃にはつきました。この日は強行すればアーノンクールの初日も聴けて、翌日日曜日のアーノンクールも2日連続で聴けたのですが、やはり、交通ストとか、天候不良とかで万が一到着が一日ずれたら聴けないので、安全策で日曜日の夜のチケットをネットで予約しました。当日券や、受け取りの人が1時間位前から並んでいます。日本人多数。その他のアジア系の人もたくさん。英語を喋ってる人も多数。世界中から音楽を聴きにきてるんだなあと思うと、なんだか感動します。

 

楽友協会 楽友協会3

 

プログラムは、モーツアルト作曲  kv250の『ハフナー・セレナーデ』とkv425の『リンツ』です。演奏はもちろん「ウィーン・コンツェントゥス・ムジクス」。あとでネットで確認したんですが、トップサイドがどうも奥様のアリスさんのようでした。失礼ながら、ご高齢の女性がまだ現役で弾かれてるんだと思ってまじまじ観ていたのですが、なんら遅れたりページをめくれなかったりそんなこと一切なく、すばらしい動きで弾いていらして、へええ、こんなご高齢の女性が演奏してるの見たのはイダ・ヘンデル以来だなと思っていました。間違ってたら、だれかこっそり教えて下さい!

演奏会前に、アーノンクールが楽曲解説をしている様でした。様でしたというのも、ドイツ語だったので何言ってるのかさっぱりわからず。どうも想像するに、この主題が多数出てくる。といって、オケのメンバーがページをさああああああって楽譜をめくって、あ、ここのことかみたいな感じで、その主題を説明の間に演奏するんです。こちらの主題は涙の主題ですね。という感じで、アーノンクールが泣き真似してると、またオケのメンバーが、ささーーとそのページに行って、その主題を弾いてくれるみたいな説明をしてくれて、ドイツ語が分かる人たちは笑ったりして盛り上がっていました。あああ、ドイツ語やんなくちゃなあ。夫はせめて英語だったら・・・。と悔しがっていました。

ハフナー・セレナーデは、あのよく発表会で「Rond」だけ取り出して小品として弾く、あの曲が入っている曲です。しゃかりきに飛ばない弓を飛ばして必死に弾いてるRondばっかり今まで聴いていましたが、この日は素晴らしい「Rond」が聴けました。Rondってあんな曲なんですね。出だしのところは弓は全然飛ばしてないし、テンポもそんなに速くないし、可愛くて軽くて楽しくなるRondでした。

アーノンクールの指揮は、どこからどこまでをフレーズとして感じるように指示を出してる指揮で、逆にテンポをいちいち刻まないので、いつもフレーズが長く感じられて、素晴らしかったです。あとびっくり仰天したのが「間」でした。このパートからこのパートへメロディーの受け渡しをするときに、私が想像してるのよりほんの長く「間」があるんです。たぶん、そのことで次はどこへこのメロディーがいくんだろうと聴き手も緊張して待っていて、ものすごい効果を生み出しているように思いました。夫は細かいことはわかんないけど、流れが淀まないから、全く眠くならなかった!!と大絶賛していました。流れが淀むと眠くなるらしいです。言いたいことはなんとなくわかります。音がいくべき方向に行ってる、弾く人が行くべき方向を知ってるというべきでしょうか。そんな感じの演奏でした。昨日聴いたモーツアルトの「孤児院ミサ」も素敵だったけど、この日のモーツアルトも素晴らしかったです。ウィーンまで来た甲斐がありました。アーノンクールはもう日本にはいかないっておっしゃってるそうなので、こうなったら、こっちから行くしかありません。夫は、滞在中にもういっかいアーノンクールを聴きたいと言っていましたが、残念ながらこの日以外は探せませんでした。是非もう一回この感動冷めやらぬうちに『音楽は対話である』を再読したいと思います。

10時ころに終わって、そのあとなるべく宿の側で遅くまで開いているレストランを夫が探しておいてくれて、そこへ行きました。旅慣れた夫の矜持は「その土地の食べ物を食べる」です。一食もそれ以外のものは食べないんですよ。私はたまにはパスタとか食べたいよなと思って、機内食とかパスタがあったら選んだり、カフェで普通のサンドイッチ食べたりするんですが、夫は常にウィーン料理!!日本食とかありえない感じです。(笑)で、ツムロイポルトというお店に行きました。はい、ウィーン料理の店です。楽友協会の中では、カナッペとかケーキは食べられます。ワインもあります。すぐとなりにはインペリアルホテルもあって、そこも演奏会の帰りに使えそうでしたが、私達はお手軽な感じなツムロイポルトへ。

ウィーン料理2ウィーン料理

 

美味しかったです。ワインもハウスワインを頼んでも普通においしいです。ちょっと酸っぱいワインが多くて、ドイツワインになんとなく似てました。

 

これで三日目終了。あ、古楽器博物館にも行ったんでした。この日の午後の写真も少しだけ。

 

古楽器2

この譜面台欲しい!

 

古楽器1

 

素敵なボディー。昔はなんか自由でいいな。 王宮の中にある博物館で、お昼はここのカフェで、も、ち、ろ、ん、ウィーン料理です。

 

ウィーン料理3

この付け合せのポテト料理がめちゃめちゃ美味しくて、二人で作り方を検索中。町中のお惣菜屋さんにも売ってたので、きっとメジャーなウィーンのお惣菜なんだと思います。

 

 


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