発表会 今後の課題

ワイン

 


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今回の発表会は、時々ビオラでお手伝いさせて頂いている今のお師匠様がご指導なさっている、アマチュアオケの方も聴きに来てくださいました。生徒がこのオケでお世話になっているので、きっと来てくださったんだと思います。本当にありがとうございました。これから先生にも、発表会のご報告をしないといけません。先生に、指導の仕方やアイデアを教えていただいているのに、不肖の弟子で申し訳ないです。

前回の発表会でも、色々反省があったのですが、今回も録音を聴きながら色々自分を見つめ直せました。その内容については、ツイッターでもさんざんつぶやいたのですが、人に褒めていただいている時ほど、自分に厳しくしっかり反省した方がいいとつくづく思いました。他人の評価はもちろんありがたく、うれしいものです。でも、ここで指導者としての反省がなかったら発表会をやった意味がないと思います。

まず、生徒たちが「間違えたこと」「ミスしたこと」をものすごく気にしている状況について、これは本当に自分の指導不足だなと思いました。ミスしたこと、もしくはさせたことではないですよ。「気にしていること」です。夫は普段生徒の演奏を聴いてないので、なんというかまっさらな気持ちで聴いていると思うのですが、今回良かった演奏で何人かあげてくれたんですが、途中いろいろ事件が起きた生徒をあげていました。何小節か空白があるとか、弓が震えて弾けなくなるとか、そんなことはとるに足らないことで、夫にとっては、「音が綺麗でびっくりした」とか「ノリがよかった」とか「その作品の良さが出てた」とか、本質を聴いてるんだなと関心しました。生徒たちにも、そういう視点で自分の演奏を聞いてもらえるように、もっと常日頃から啓蒙しないとダメだなと思いました。

私の生徒たちとのアンサンブルの演奏内容は、色々思う所がありました(笑)。本番の恐怖でついルバートに逃げるという癖を、本当に克服しないといけません。いやあ本当に。ここに書き始めたら、何百文字にもなりそうなのでやめておきます。

選曲については、バラエティーに富んでて面白いなと思う反面、生徒たちにまだまだ無理をさせているなと反省しました。子どもの生徒たちはそれでもなんとかしますが、大人の生徒に関しては、弾いてるのに必死な曲だと、細かいニュアンスをつけるとか、そういう大事な勉強が全然できなくて、結局実力をつけるレッスンにはならないんだなと反省しました。もっと手中に収まる曲をていねいに弾かせようと思います。逆に緊張するからと、なるべく音数の少ない曲や繰り返しの多いものを選曲させた生徒たちには、しっかりと結果が出ていてよかったと思います。基礎練習がしっかりできている生徒に、大人も子どもも徐々に成果が出ていて、やはり基礎練の大切さをしっかり伝えないといけないなと反省しました。

どんなに飾ってみても、普段どんなレッスンをしているのかが露呈するのが発表会です。生徒さんにとっては楽しい華やかな場で、指導する私にとっては、とてもいい反省の場です。気を引き締めて、これからも頑張ろうと思います。写真は、生徒さん方がお金を集めて懇親会の時にプレゼントしてくれた「ヴーヴ・クリコ」です。あはは。先生には花より団子ですって。ワインセラーに寝かせて、この日だ!と思う日に夫婦でいただきますね。ありがとうございました。

 


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