阿部千春リサイタル「17世紀イタリア・ヴァイオリン音楽の精華」

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昨夜は50名限定のスペースで、贅沢に17世紀イタリアバロックを堪能しました。

 

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プログラムは写真でそのまま失礼しました。古い時代から始まって、最後はコレッリ(1653−1713)で終わるのですが、どんどん形式が整っていって、声部のからみ合いも複雑になっていく感じが、手に取るようにわかって本当に面白かったです。バイオリンの勉強って言うと、コレッリのラ・フォリアとかそれこそこの日に演奏していただいた、作品5−10のガボットがテキストにぽつんと載ってて、なんかバロックってよくわかんないけど、順番的にここで勉強するんだろうなとか思って終わりがちですが、実は鳥瞰図的に見ると、ここにこういう風に到達していくんですね。じゃあ、初期の作品が未熟とか音楽として価値がないかというと、そうではないように思いました。

3曲めのファリーナという作曲は、私が今練習しているビーバーにも影響を与えたそうですが、ガット弦の音がとても心にしみて、心が震えました。後半4曲は、もう完全に馴染みのあるバロックの器楽ソナタだったように思います。やっぱりバロックの曲はピリオド楽器で聴かないと、全然良さがわからないなとこの日はっきり思いました。ロマン派以降はモダン楽器で、バロックの曲はピリオドで。もうこういう感じでいいじゃないでしょうか。みんな、バロックバイオリン買いましょう。(笑)って私がここでそんなこと言ってもしょうがないんですけど。この日はコレッリの装飾はデゥボーグという人の装飾だったんですが、ものすごいかっこよさでした。装飾だってあの楽器で軽々と弾いてるからかっこいいんだろうし。

毎回阿部千春さんが来日される度に聴きに行ってるのですが、ずっとイタリアの作品を聴いたのは初めてだったように思います。記憶違いだったらすみません。前回はずっとバッハを。全然音がちがっていて、これはイタリアの音なんだなあとというのも発見でした。ああ、ヨーロッパに行けばこんなふうに弾き分けてくれる演奏家が、毎日演奏会やってるんだろうな。やっぱり来年の3月、行こうかな。一年に一回自分の勉強のために行ったほうがいいような気がします。

さて、何人作曲家を知っていたか夫に聞いたところ4人。フォンターナ、パンドルフィー、ストラデッラ、コレッリだそうです。まあ、私も4人かなあ。生徒たちとご父兄も9人くらいいらしていましたが、口々にCDはどうして売ってないんだ。と残念がっていました。夫が貸しますよ。というと、そういうことじゃなくて、音楽家に敬意を込めて購入がしたいんだと。次回は是非サイン会付きで、CDの販売もお願いします!!

お約束の飲み会も。いい音楽を聴いたあとは、それがどんなに素晴らしかったか語らないと帰れないですよねえ。音楽会と飲み会はワンセットで。姉弟子様がお店を取っておいてくださって、ご一緒に。すみません。私もお店に行ったんですが、すでに・・・。ずっとこの日を楽しみにしていたので、終わってちょっと寂しいです。次回はイブラギモアのリサイタルだ。

 


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