『リズムの基礎』つかってます

カテゴリ:ソルフェージュ

リズムの基礎

 

 


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皆様暑中お見舞い申し上げます。東京の暑さは今年も異常でございます。沖縄より暑いって。そのうちに沖縄に避暑に行くようになるんじゃとか生徒に言ったら「それはないかも」って笑顔で返されました。(笑)そりゃそうか。運動不足にならないよう、また熱中症にならないよう運動するのが目標です。毎年夏が終わると、太ってるんだな。

さて、たまにはソルフェージュの話でもしようかと。私が結構20年位前から使っている教材をご紹介します。初版が1969年で、私がつかってるテキスト確認したら1996年版でした。やはり20年位つかってるんだな。今でも絶版にならずに店頭に売りだされています。

私の音大入試の時に、リズム聴音というのがあって(たぶん今はない)4小節を5回聞いて暗譜して書き取るという試験内容でした。なので、小さい頃からリズム聴音やらリズムたたきは毎日させられていました。父の中には音楽が得意で好きだったら、母校に娘を入れたいという気持ちもあったみたいで、ソルフェージュ教育は武蔵野音大の入試にばっちりあてはまってるものばっかりでした。リズムたたきは、父が作ったカードを左手でメトロノームの場所を、右手で書いてあるリズムを叩くというピアノ科の人が考えそうな内容で(父はピアノ科出身だった)、音大に入って「音楽科の基礎練習」というので、ソルフェの授業で似たようなことをやらされたので、なるほどここから来てたのかと思いました。で、当時武蔵野になかったのが「和声聴音」。芸大には多分あったので、まさか父は「芸大に行くことはないだろう」と思ってたんでしょうね。(笑)あんまりやりませんでした。もちろん、小学生の頃にやりましたけど、苦手でしたねえ。でも、苦手なおかげで、「和声進行というのは普通こうなってるもんだから、耳で取れなかったら理屈で取れ」って、父にしょっちゅう分析させられていました。大人になってそういうところは役に立ちました。父の小さい頃からの猛特訓のおかげで、ソルフェージュと楽典はバイオリン科ではたぶん満点で合格したと思います。実技が・・・。実技があれだったんですけど。(爆)なんせ、バイオリン始めて7年位で音大受けたんですからね。まあ頑張ったと当時の自分を褒めましょう。それに、「実技が下手だ」という自分のコンプレックスが、今の勉強への活力になっていると思います。自分の人生これでよかったと思います。

で、何が言いたいかというと、せっかく小さい頃からソルフェージュをやらせるなら、大人になっても役に立つ、そして演奏にも役に立つように教えてあげたいなということです。ソルフェージュができると、譜読みが速くなります。初見とか得意になるし、楽譜の読みも深くなります。先日子どもたちをオーケストラの合宿に連れて行きましたけど、3人共かなりの楽譜の量を一ヶ月で譜読みしていました。大体21ページくらいの分量です。もちろん、弾けないところもありますが、それはテクニックが追いついていないだけど、頭のなかでは鳴ってるんですね。これから一流のアマチュアとして生きていいくんだったら、この読譜力が仕事が忙しくても、週末は音楽家として過ごせる第一歩じゃないかと思います。もちろんプロになったとしても。プロと言っても、世界中を渡り歩いてコンチェルト弾いいて回るようなプロにはならないでしょうから、超絶技巧もさることながら、この読譜力がきっと身を助けてくれるのではと思います。

このテキストのいいところは、このセクションは、このリズムについて勉強しますよって見出しが書いてあるところです。その見出しを、しっかりと何度も身体に叩き込んでから、4小節8小節のリズム譜の中で読めるのか確認していくようにできてきます。バイオリンの生徒たちに両手で叩かせるのは身体的に厳しいことが多いので、(ピアノの生徒だったら右手左手が別々に動かせると思うのですが、)私はリズムボールでメトロノームを叩かせて、リズムよみをさせています。たたたん、たたたたとかそういう感じです。以前はこれで終わってたのですが、ただ読めても演奏に生かせないとやる意味がないなと感じ始めて、それをバイオリンのオープン弦で弾かせるようにしました。そしたら、すごい無機質に生徒が弾くのが気になり始め、リズムだけの楽譜の中にも音楽が感じられるように分析をするようになりました。2小節目と4小節目は同じリズムなので、きっと2小節単位のフレーズとして書いてあるんじゃないでしょうか?とかそういう感じです。そして、このタイによってシンコペーションになってるので、重心をこの辺りに感じましょうとか。このテキストの課題が、ちゃんと音楽が感じられるような課題になってるんです。大人の生徒さんなんかは、「リズムしか書いてないのに音楽がある!」ってすごく驚かれるし、色々感じていらっしゃるようで、いい勉強になっています。今度、平日の室内楽の勉強に集まるグループがあるのですが、そこでも使ってみようと思っています。

では、皆様この猛暑を元気に生き延びましょう。

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